“神楽”と演劇を重ねる、Plant M+takayasu kagura「祭礼2018」

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Plant M+takayasu kagura「祭礼2018」が、3月10・11日に神奈川・WAKABACHO WHARFで上演される。

Plant M + takayasu kagura「祭礼2016_koefes version 」より。(撮影:興梠友花)

Plant M + takayasu kagura「祭礼2016_koefes version 」より。(撮影:興梠友花)

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Plant M+takayasu kagura「祭礼2018」チラシ表

Plant M+takayasu kagura「祭礼2018」チラシ表[拡大]

劇作・演出家の樋口ミユと、俳優の高安美帆によるユニット、Plant M+takayasu kagura。2013年より神楽をテーマにした「祭礼」シリーズを発表しており、神楽と演劇の重なる部分と重ならない部分を模索しながら、バージョンアップを重ね上演している。

今作は、神楽舞の素養を持つ岸本昌也と高安が、観客と共に“神楽”を連想する場面からスタート。2人の素朴な問いを通して、出演者と観客の固定観念や無意識を明らかにする。なお本作は、上演と神楽のワークショップのセット公演となっており、ワークショップでは岸本と高安のナビゲートのもと、浪速神楽と石見神楽の舞を踊ることができる。

高安美帆コメント

神楽は私にとって身体の記憶です。
身体の記憶は、積み重なって地層のようになっている気がします。
今回の「祭礼2018」は、これまでの積み重ねを剥いでいく行為だと思います。その中には、ベッタリへばりついて、なかなか剥がれようとしない固定観念もあります。やっかいなやつ(!)それを一枚、一枚、剥いでいきます。
2013年から創作活動を共にしてくださっている演出 樋口ミユさんのナビゲートで、この社会に生きる私たちが持つ固定観念、無意識をも剥いで、露わにしていく作品になっていると思います。ぜひ、ご覧ください。
ちなみに、本作品を見て、これのどこが神楽なんだっ!と思う方がいらっしゃるかもしれません。神楽をもとにしたダンスパフォーマンスです。神楽にご興味ある方はぜひワークショップにご参加ください。お待ちしております。

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Plant M+takayasu kagura「祭礼2018」

2018年3月10日(土)・11日(日)
神奈川県 WAKABACHO WHARF

構成・演出:樋口ミユ
出演:岸本昌也高安美帆

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樋口ミユ @kinokokinokomi

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