“原子力と自分の距離”とは、ミナモザ新作「Ten Commandments」

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ミナモザ「Ten Commandments」が、3月21日から31日に東京・こまばアゴラ劇場、4月5・6日に広島・JMS アステールプラザ 多目的スタジオにて上演される。

ミナモザの過去公演より。

ミナモザの過去公演より。

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2015年に広島にて、被爆者たちの証言をもとにした舞台「ヒロシマの孫たち」の脚本を手がけた、ミナモザの瀬戸山美咲。その創作過程で、瀬戸山は原子力爆弾を作った科学者レオ・シラードに興味を持ち、さらに現代の日本で原子力工学を学ぶ学生や教員に興味が広がったと言う。本作はその取材をもとに、“原子力と自分の距離”に迫る作品だ。

上演に際し瀬戸山は、「『Ten Commandments』は私たちと原子力の距離を描く作品です。技術者倫理の授業をモチーフに、俳優たちは原子力学科の学生たちを演じ、さらに原爆をつくった科学者たちを演じ、『遠く』にあると思われたものを想像します。私たちは、自分たちの手に未来を取り戻すため、この対話の演劇を始めたいと思います」とコメントしている。東京公演のチケットは2月3日発売。

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ミナモザ 2018年春公演「Ten Commandments」

2018年3月21日(水・祝)~31日(土)
東京都 こまばアゴラ劇場

2018年4月5日(木)・6日(金)
広島県 JMS アステールプラザ 多目的スタジオ

作・演出:瀬戸山美咲
出演:占部房子山森大輔浅倉洋介本折最強さとし菊池佳南石田迪子 ほか

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arida @Magnoliarida

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