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「焼肉ドラゴン」鄭義信監督で映画化、真木よう子・井上真央・桜庭ななみ・大泉洋

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映画「焼肉ドラゴン」出演者。左上から時計回りに真木よう子演じる静花、井上真央演じる梨花、大泉洋演じる哲男、桜庭ななみ演じる美花。

映画「焼肉ドラゴン」出演者。左上から時計回りに真木よう子演じる静花、井上真央演じる梨花、大泉洋演じる哲男、桜庭ななみ演じる美花。

鄭義信作・演出による舞台「焼肉ドラゴン」の映画化が発表された。

舞台「焼肉ドラゴン」を手がけた鄭が初監督を務める本作。キャストには一家の長女・静花役の真木よう子、次女・梨花役の井上真央、三女・美花役の桜庭ななみが名を連ね、静花への思いを秘めたまま梨花と結婚する男性・哲男役を大泉洋が演じる。

大阪で万国博覧会が行われた1970年を舞台に、関西の地方都市の一角で、小さな焼肉店「焼肉ドラゴン」を営む6人家族が、時代の波に翻弄されながらも力強く生きる姿が描かれる。

舞台「焼肉ドラゴン」は2008年に東京・新国立劇場と韓国・芸術の殿堂(ソウル・アート・センター)のコラボレーションで製作された作品。同作で鄭が第43回紀伊國屋演劇賞の個人賞を受賞しているほか、第8回朝日舞台芸術賞 グランプリ、第12回鶴屋南北戯曲賞、第16回読売演劇大賞 大賞・最優秀作品賞など各賞を総なめにした。

「焼肉ドラゴン」は、2018年初夏に全国ロードショー。

真木よう子コメント

「焼肉ドラゴン」という素晴らしい舞台を拝見致しましたので、嘘をなく申し上げますと、映画化にあたり、ワクワクした感覚と舞台とスクリーンの違いがどうなるのかといった懸念が少しもなかったかと言うと嘘になります。
しかし、映像化した作品は私の期待を遥かに超えており、この様な歴史的事実が確かに存在した事を、より多くの方に認識して欲しいと思うと共に、鄭監督の伝えたかった“たとえ昨日がどんなでも、明日はきっとえぇ日になる”というメッセージが作品の終盤には深く皆様の心に突き刺さる事になると思います。
一人でも多くの方々に「焼肉ドラゴン」の素晴らしさが伝わることを願っています。

井上真央コメント

韓国の俳優陣はみな熱量が高く、とても刺激的でした。互いの言葉が通じずもどかしく感じることもありましたが、今作への思いを最後まで共有することができ、忘れることのできない作品となりました。
国境や血の繋がりを越えて、運命を共にすると決めた家族たちの覚悟や、理屈ではない愛がたっぷりと詰まった作品です。早く皆さんのところにお届けできることを私も楽しみにしています。

桜庭ななみコメント

舞台「焼肉ドラゴン」の映画に出演させていただきます。最初に舞台を観た時は在日韓国人一家の苦悩に凄く胸を打たれました。そして何度も上演されている舞台なので期待を裏切れないというプレッシャーもありました。完成した映画を観た時は、心の内に暗いものを秘めている一人一人が、明るく力強く毎日を送っている姿、家族の絆に感動しました。今回、私は同じスナックで働いていて奥さんがいる男性と恋に落ちる3女の美花を演じました。難しい役どころでしたが、真木さんや井上さんをはじめとするキャストの方々にアドバイスを頂きながら、チャレンジする気持ちで撮影に挑みました。観ている人にエールを送ることのできる作品になっているので、ぜひ楽しみにしていてください。

大泉洋コメント

私自身も舞台「焼肉ドラゴン」の大ファンでありましたので、映画化のオファーを頂いた際は、非常に光栄な気持ちと共に、歴史的に大きな意味のある作品に参加することへの緊張感がありました。
ですが、鄭監督を中心に日本の俳優陣とエネルギーにあふれる韓国の俳優の方々と、言葉が通じなくても素敵な作品にしようとする想いを共有しながら、とても楽しく撮影を行うことができました。
現れるキャラクターの誰しもが心に傷を抱えながらも、国や血の繋がりを超えて団結し、明日を強く生きていこうとする姿を、日本と韓国の役者陣が鬼気迫る表情や演技で見せる作品になったと思います。舞台とはまた違う、映画「焼肉ドラゴン」を是非楽しみにしていてください。

鄭義信コメント

一九七〇年に開催された万博は、僕と同世代の人たちの記憶に強烈に焼き付けられていると思います。その華やかな万博の片隅で、時代の波からはまったく忘れ去られたような「在日」韓国人の家族を描いたのが、「焼肉ドラゴン」でした。
「在日」韓国人の……どちらかと言えば、特殊な家族の物語を日本の観客たちがどんなふうに受け止めてくれるか……初演の幕が上がるまで、僕は不安でなりませんでした。それが温かい拍手で迎えられ、再演、再々演を重ね、映画化までできたことは感無量としか言いようがありません。
その後、「焼肉ドラゴン」は韓国でも上演され、オーストラリア、ニューヨークでのリーディングも大きな反響がありました。どこの国に行っても、「焼肉ドラゴン」の劇中の家族たちを、あたかも自分の家族であるかのように迎え入れてくれる観客たちに深く感謝するとともに、新たに映画の中で息づき始めた家族たちも愛してくださるよう、切に祈っております。

(c)2018「焼肉ドラゴン」製作委員会

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