「京都に100年つづく小劇場を!」プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」が始動

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6月26日に京都にて、プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」の記者会見が行われ、あごうさとし、茂山あきらほかが登壇した。

プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」ビジュアル

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プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」記者会見の様子。

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プロジェクト「Theatre E9 Kyoto」とは、「京都に100年つづく小劇場を!」を合言葉に、京都駅東南部の東九条地域に、新たな複合文化施設「Theatre E9 Kyoto」を創設するためのプロジェクト。現在は倉庫として使用されている2階建ての元工場を、建築家・木津潤平のリノベーション設計により、100席サイズの劇場と、10メートルの高さのあるホワイエ、50平方メートルのホワイトキューブ、レジデンススペース、カフェにする予定だ。

「Theatre E9 Kyoto」予定地の現状の様子。

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「Theatre E9 Kyoto」のリノベーションイメージ。

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そのプロジェクト実現に向け、あごうさとしが代表理事を、茂山あきらが理事を務める非営利型社団法人「一般社団法人アーツシード京都」が設立。会見ではそのプロジェクトの内容が説明されたほか、今後3回にわたりクラウドファンディングが実施されることも発表。現在はSTEP1「劇場建設許可申請に必要な、調査費・書類作成費」のための資金を募っている。応募受付は9月22日23:00まで。

寄付金のステップ。

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本プロジェクトについて、あごうは「文化芸術の華やかにみえる京都ですが、今、舞台芸術の創造環境は危機を迎えようとしています。2015年から2017年にかけて5つの小劇場が閉鎖いたします。所有者の高齢化や建物の老朽化などが主な原因で、構造的な転換点を迎えております。とりわけ、若い人でも低料金で利用でき、かつ、黒い箱形のブラックボックスと呼ばれる劇場形式は、芸術文化都市をかかげる京都から完全に消滅してしまいます」と危機感を訴え、「日本の舞台芸術においては、全国各地の民間の小劇場がその底辺を支えています。いずれも極めて公共的で、非営利の事業です。小劇場の建設を支援する公的な制度は、残念ながら存在しません。私たちだけでは解決しがたく、広く市民の皆様からの寄付が頼りです。皆様におかれましては、どうか私どものプロジェクトの趣旨にご理解を賜りたく、ご支援とご協力の程、切にお願いを申し上げます」と支援を呼びかけている。

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