挨拶として「大河ドラマを書かせてもらえないので、空想大河ドラマを(執筆しようと思った)」と制作のきっかけを明かした前田。「最初のシーンでは『ほんとの大河だ!』と思ったけど、途中からふざけた感じになった。実は反戦とか込められている」ととぼけてみせ、堀内から「本当かよ!」とツッコまれる。
またそれぞれのキャラクターをどのように描いたか問われると「ネプチューンさんはテレビの印象しかなかったので、あて書きせずに書きました。最初に『誰をやるか自分たちで決めてください』と言ったくらい」と制作過程の一端を紹介。さらに「お笑いの方ってなんか怖い感じがするんですけど、ネプチューンさんは怖さがなくて。それがドラマにも出ていればいいなと思って話を書いていました」と執筆時の心境を語る。
堀内は「NHKのドラマに出るのが夢だったのでうれしかったです。しかも脚本は今をときめく前田さん。わくわくしながらやりました」とコメント。自身も試写室の後方で作品を観ていたことを明かし、「最後は記者さんたちが鼻をすする音も聞こえましたね。きっと『小田信夫ロス』になると思う」と冗談めかす。
原田は「最初は白バックとかでやるのかと思ったんですが、すごく豪華なセットで。それをネプチューンでやれるという夢のような仕事。楽しくて初日から笑いをこらえるのに必死でした」と撮影時を回想。またお気に入りのシーンを尋ねられると「夕焼けの中、3人が縁側で話すシーン。ネプチューンで普通にしゃべっている感じでした」と振り返る。
そして会見場は、早朝からの撮影にすっかり疲れ果ててしまった名倉の話題へ。原田は「甲冑を着た潤ちゃんにはなんとも哀愁がありました」と明かし、堀内も「独り言が出ちゃってましたね。明け方に『これはなかなかやな……』って。死んじゃうんじゃないかと思いました」と証言。名倉は「独り言出てたんや。とにかく甲冑を軽くしようと思ってイスに引っ掛けてグーンって上げてたんですけど、甲冑の尖った部分が首に刺さってめっちゃ痛いっていうね」と苦笑いで振り返っていた。
「空想大河ドラマ 小田信夫」は、本格時代劇の装いで展開されるシチュエーションコメディ。戦国時代を舞台に、小田信夫、柴田勝夫、明智充といった架空の小大名たちが繰り広げるコミカルな掛け合いが描かれる。キャストはほかに、
NHK総合「空想大河ドラマ 小田信夫」
2017年2月4日(土)より毎週土曜23:35~23:50 全4話
作:
音楽:上野耕路
演出:大原拓
出演:
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