新「デビミュ」異なる2種のエンディングに、神永圭佑&萩尾圭志「切ない」

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ミュージカル「Dance with Devils ~D.C.(ダ・カーポ)~」が、本日12月21日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。初日前には報道陣向けにゲネプロが公開され、キャスト6人が合同インタビューに応じた。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より。

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ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、左から安川純平演じる棗坂シキ、神里優希演じる楚神ウリエ、吉岡佑演じる南那城メィジ。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、左から安川純平演じる棗坂シキ、神里優希演じる楚神ウリエ、吉岡佑演じる南那城メィジ。[拡大]

女性向けコンテンツメーカー・Rejetと音楽制作ブランド・Elements Gardenのタッグによるアニメ「Dance with Devils」を原作とした本作。全世界を支配できる力「禁断のグリモワール」の秘密を握る主人公の少女・立華リツカをめぐって、魔界からやって来たアクマ、ヴァンパイア、エクソシストがそれぞれ思惑を働かせる。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より。

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原作はキャラクターたちが思いを伝えるために作中で歌唱する演出を取り入れた“ミュージカルアニメ”として注目を浴び、3月にはアニメと異なるストーリー展開の第1弾公演が行われた。今回は、リツカがアクマの鉤貫レムを選ぶエンディング、兄の立華リンドを選ぶエンディングの2種類が用意されており、公演ごとに異なる結末で作品が締めくくられる。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、神永圭佑演じる鉤貫レム。

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インタビューの場で、レム役を演じる神永圭佑は、ゲネプロで上演されるリンドエンディングについて「(レムが)淡い思いをリツカに抱き始めた分、最後がリンドで終わるのは切ない」とリンド役の萩尾圭志を見ながらひと言。「ですので(レムエンディングのみの)前回公演をご覧になった方は、どちらもご覧いただくと異なる感動があるのでは」と熱弁をふるう。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、萩尾圭志演じる立華リンド。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、萩尾圭志演じる立華リンド。[拡大]

萩尾も「リンド派、レム派が生まれる気がします」と2パターン設けられるエンディングに触れ、「でも妹リツカへのまっすぐな愛情は誰にも負けません」と他のキャストを見ながら宣言。そして「リンドの不安な気持ちや決意、そしてリツカへの切ない思いが込められたソロナンバー『君だけの守護騎士』を全力で歌いたい」と意気込んだ。

アクマの楚神ウリエ役を演じる神里優希は、レムと共に人間界へやって来た四皇學園生徒会メンバーの1人。美しさや優雅さが前面に出たキャラクターに触れ、「(いつも手にしている)バラの花をうまく扱うにはどうしたらいいか悩みながら稽古していました。でも演じているうちにバラも僕になじんでくれて、僕もバラになじんで……」と述べ、記者たちの笑いを誘う。

吉岡佑は、四皇學園生徒会メンバーの1人である、アクマの南那城メィジ役。演じるキャラクターを「ふだんから肩が出ている露出狂。オラオラしていますが所作的に優雅なところもあったりして、実はそれほどいかつくもない」と紹介し、「ラップで繰り広げるメィジのソロナンバー、『VANQUISH』が聞きどころ。観客全員、俺の舎弟にするのでよろしく!」と笑う。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、上から神永圭佑演じる鉤貫レム、吉岡佑演じる南那城メィジ、安川純平演じる棗坂シキ。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」より、上から神永圭佑演じる鉤貫レム、吉岡佑演じる南那城メィジ、安川純平演じる棗坂シキ。[拡大]

四皇學園生徒会メンバーでアクマの棗坂シキ役を演じる安川純平は、今回から戦闘シーンで導入される“アクマ衣装”を見どころとして推す。「(シキが)他のキャラクターと比べて、1番肌の露出が多いと思います」と紹介し、「小さい頃に憧れていたような、特撮ヒーローのスーツを着た気分ですね。テンションが上がってパワーがみなぎった状態でアクションに臨んでいます」と述べた。

内藤大希は、レムの飼い犬として生徒会のたまり場である図書室に出入りするローエン役。“アクマ衣装”を着用する上で人生で初めてワキ毛を処理したエピソードを明かし、「2.5次元はディテールにまでこだわるということでキレイにまとめていただけたら」と語ると、吉岡が「記者さんが苦笑いしてんじゃん!」とツッコんでいた。

ゲネプロは、黒装束に身を包み、ろうそくを手にしたキャストによる妖しい合唱とダンスで幕開け。リンドは「誰にも触れさせはしない」、メィジは「俺様のものになれ」、シキは「閉じ込めてあげるよ」とそれぞれがリツカへの強い気持ちを楽曲に乗せて露わにしていく。なおリツカには谷桃子バレエ団所属の中村慶潤が扮し、セリフを排して踊りや所作によって揺れる彼女の心情を表現した。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」フォトセッションの様子。左から内藤大希、神里優希、神永圭佑、萩尾圭志、吉岡佑、安川純平。

ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」フォトセッションの様子。左から内藤大希、神里優希、神永圭佑、萩尾圭志、吉岡佑、安川純平。[拡大]

公演は12月27日まで。なお本作のDVDが、2017年3月31日に発売されることも決定している。DVDにはリンドエンディングが本編として収録されるほか、キャストが撮影した稽古風景、本番中のバックステージの模様などが特典映像として盛り込まれる。メインテーマソングの「Turn it up」が収められたCDも。

さらにDVD発売を記念して、神永らメインキャストが参加する「アクマだったらあたりまえ!? 嘘だらけのトーク&ハイタッチ会」が、2017年4月1日に都内で開催される。公演中の劇場でDVDを購入した人全員が参加できる、特別な機会になっている。

※初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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ミュージカル「Dance with Devils~D.C.(ダ・カーポ)~」

2016年12月21日(水)~27日(火)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo

原案:岩崎大介(Rejet)
原作:グリモワール編纂室
演出:三浦香

キャスト

鉤貫レム:神永圭佑
立華リンド:萩尾圭志
楚神ウリエ:神里優希
南那城メィジ:吉岡佑
棗坂シキ:安川純平
ローエン:内藤大希
ノエル:法月康平
ホランド:山田ジェームス武
ジェキ:田中涼星
ほか

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(c)グリモワール編纂室/デビミュ製作委員会 (c)グリモワール編纂室/Dance with Devils製作委員会

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Lexi @milkyetoile

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