演出の藤田俊太郎「Take me out」開幕で「この作品をはやく届けたい」

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昨日12月9日に東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERにて開幕した「Take me out」。演出を手がける藤田俊太郎からコメントが届いた。

「Take me out」より、手前は良知真次演じるメイソン・マーゼック。(撮影:岡千里)

「Take me out」より、手前は良知真次演じるメイソン・マーゼック。(撮影:岡千里)

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「Take me out」より、栗原類演じるシェーン・マンギット。(撮影:岡千里)

「Take me out」より、栗原類演じるシェーン・マンギット。(撮影:岡千里)[拡大]

藤田は「まだ誰もいない客席から舞台を見ていると、様々な瞬間、『ぶつかりあい』『笑い』『共有してきた』稽古場での幸せな時間を想います」とコメント。同時にアメリカの野球界を題材にした本作になぞらえ、「野球の試合の前、スタジアムに一番乗りしたような高揚感。この作品をはやく皆様に届けたいです」と募る気持ちを語った。

「Take me out」より、右は良知真次演じるメイソン・マーゼック。(撮影:岡千里)

「Take me out」より、右は良知真次演じるメイソン・マーゼック。(撮影:岡千里)[拡大]

第57回トニー賞で演劇作品賞を受賞した本作は、リチャード・グリーンバーグ作のコメディ。メジャーリーグに所属する野球チームのロッカールームを舞台に、スター選手の告白でチームが混乱に陥るさまが描かれる。翻訳を小川絵梨子が担当した。

日本初演となる今回のキャストには、良知真次栗原類多和田秀弥味方良介らが名を連ねている。東京公演は12月21日まで。その後、12月23・24日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで上演される。

藤田俊太郎コメント

観客の皆様。東京公演初日の朝、
まだ誰もいない客席から
舞台を見ていると、
様々な瞬間、「ぶつかりあい」「笑い」「共有してきた」
稽古場での幸せな時間を想います。
野球の試合の前、スタジアムに一番乗りした
ような高揚感。この作品をはやく皆様に届けたいです。
スタッフキャスト一同、こころを込め、劇場にて
お待ちしております。
「Take me out」日本初演、開幕です。

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「Take me out」

2016年12月9日(金)~21日(水)
東京都 DDD AOYAMA CROSS THEATER

2016年12月23日(金・祝)・24日(土)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

作:リチャード・グリーンバーグ
翻訳:小川絵梨子
演出:藤田俊太郎
出演:良知真次栗原類多和田秀弥味方良介小柳心、渋谷謙人、Spi、章平吉田健悟竪山隼太 / 田中茂弘

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