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「ハイキュー!!」第3弾開幕、須賀健太「“人生で一番動いている”を更新」

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「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”」ゲネプロより。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”」ゲネプロより。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”」が、昨日10月28日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。公演前にはゲネプロが報道陣に公開され、キャストら9人が囲み取材に応じた。

本作は、2015年の初演、2016年4・5月の再演に続く「ハイキュー!!」シリーズの第3弾。古舘春一のバレーボールマンガ「ハイキュー!!」を原作とし、演出はウォーリー木下、脚本は中屋敷法仁とウォーリーが共同で手がけている。

ゲネプロは、「堕ちた強豪」「飛べないカラス」と自嘲する烏野高校メンバーの集合場面からスタート。彼らが合宿を経て、音駒高校と“ゴミ捨て場の決戦”を繰り広げ、常波高校、伊達工業高校とのインターハイ予選を通じて、サブタイトルさながら“復活”していく姿が描かれた。

空間に奥行きを感じさせる傾斜舞台やバックスクリーンに投影される映像など、初演・再演で好評を博した演出は、今回も踏襲。また舞台の模様をとらえるライブカメラは、時に客席に向けられることも。試合シーンは疾走感ある音楽やダンスで展開され、キャストはスピーディな動きと多彩なフォーメーションで、強烈なスパイクなど多彩な攻撃を表現していた。

ゲネプロ後に行われた囲み取材には、演出・脚本のウォーリーのほか、烏野高校から日向翔陽役の須賀健太、影山飛雄役の木村達成、音駒高校から孤爪研磨役の永田崇人、黒尾鉄朗役の近藤頌利、伊達工業高校から青根高伸役の新井將、二口堅治役の木村敦、常波高校から池尻隼人役の松田裕、青葉城西高校から及川徹役の遊馬晃祐が各校のユニフォーム姿で登壇した。

須賀は「“人生で一番動いている”、初演と再演の取材でも言ったことが今回も無事に更新できました」と笑顔を見せる。「かいた汗の分だけ芝居の熱さにつながっているのかな、と。原作の持っている熱量をそのまま舞台上で表現できていると思います」と出来栄えに自信を覗かせる。

話題は須賀の“座長”ぶりに。今回から登場校が3校増え、須賀はキャスト28人を率いている。長い期間、須賀と本作で共演している木村達成は「健太とは苦手なところを話せたり、いい関係性が作れました。烏野のメンバーはもちろん、今回から入ってきたメンバーも健太を信頼していると思います。座長としてはバッチリです」と須賀を見つめる。

木村敦も「優しくて周りをしっかり見ている、最高の座長です」と言葉を添えると、松田は須賀とのエピソードを披露。「放し飼いしているだけ」と謙遜する須賀に、「いろいろアドバイスをいただきました。だからこそ池尻を演じられているといっても過言ではないくらい。他のキャラクターのことも一生懸命考えてくださいます」と感謝の意を述べた。

今回から初参加する永田と近藤は、烏野のライバル校である音駒高校のメンバー役。永田はめったにやる気を見せない“低体温”のキャラクターについて「舞台上でどのように表現するか苦戦しました。皆さんにうまく伝わったらいいなと思います」と述べ、近藤は「キャプテン臭を出しつつ、(永田演じる)研磨にボールをつないで烏野に勝ちたいと思います」と意気込んだ。

同じく新参加の新井は、「原作を知っている方は、今回の僕のやっている青根に驚かれるのではないかと思います」とひと言。初演・再演にも登場している遊馬は、今回試合の観客として出演。「出番でないときはアンサンブルとしてがんばっています。このカンパニーを陰から支えられたら」とほほ笑んだ。

そんなキャストを眺めて、ウォーリーは「この芝居は息を合わせることが大切。動きながら、汗をかきながら、アクロバットしながら会話をしますので、ちょっとしたサーカス団に入れても遜色ないと思います」とおどけてみせる。さらに須賀と木村達成については「頭と体の回転がメキメキ速くなっています」と成長ぶりを褒めたたえた。

東京公演は11月6日まで。その後、11月12・13日に岩手・矢巾町文化会館 田園ホール、11月17日から20日まで福岡・キャナルシティ劇場、11月24日から27日まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールと巡演し、12月1日から4日まで再び東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて凱旋公演を行う。なお12月4日の大千秋楽公演が、全国の映画館でライブビューイングされることも決定している。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”」

2016年10月28日(金)~11月6日(日)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo

2016年11月12日(土)・13日(日)
岩手県 矢巾町文化会館 田園ホール

2016年11月17日(木)~20日(日)
福岡県 キャナルシティ劇場

2016年11月24日(木)~27日(日)
大阪府 梅田芸術劇場 メインホール

2016年12月1日(木)~4日(日)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo

原作:古舘春一「ハイキュー!!」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載中)
演出:ウォーリー木下
脚本:中屋敷法仁・ウォーリー木下

キャスト

烏野高校

日向翔陽:須賀健太
影山飛雄:木村達成
月島蛍:小坂涼太郎
山口忠:三浦海里
田中龍之介:塩田康平
西谷夕:橋本祥平
縁下力:川原一馬
澤村大地:秋沢健太朗
菅原孝支:猪野広樹
東峰旭:冨森ジャスティン

烏野高校 OB

嶋田誠:山口賢人

烏野高校 顧問・コーチ

武田一鉄:内田滋
烏養繋心:林剛史

音駒高校

孤爪研磨:永田崇人
黒尾鉄朗:近藤頌利
海信行:武子直輝
夜久衛輔:後藤健流
山本猛虎:川隅美慎
福永招平:梶原颯
犬岡走:中村太郎

伊達工業高校

青根高伸:新井將
二口堅治:木村敦
茂庭要:釣本南
鎌先靖志:橋本全一
笹谷武仁:松本祐一
作並浩輔:廣野凌大

常波高校

池尻隼人:松田裕

青葉城西高校

及川徹:遊馬晃祐
岩泉一:小波津亜廉

(c)古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会

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