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廣瀬智紀、主演作の「WORLD」開幕で「演技する幸せを噛みしめています」

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「WORLD ~beyond the destiny~」フォトセッションの様子。

「WORLD ~beyond the destiny~」フォトセッションの様子。

「WORLD ~beyond the destiny~」が、本日4月23日に東京・全労済ホール スペース・ゼロにて開幕する。昨日4月22日には記者会見とゲネプロが行われた。

本作は「日本を変える」をキーワードに、次々と起こる連続爆弾事件を描いた菅野臣太朗のオリジナル作品「WORLD」のリメイク。2013年の初演から3年ぶりに内容や主要キャストを変えて展開される。連続爆弾事件の主犯・リュウジ役を「ダイヤのA」「私のホストちゃん」シリーズで注目を集める廣瀬智紀が、その相棒・ケンジ役を「弱虫ペダル」シリーズなどで活躍中の河原田巧也が担当。一方で、金山一彦、下村尊則ら初演時の出演者も脇を固めている。

記者会見には、廣瀬、河原田のほか、楠世蓮、金子昇谷口賢志石渡真修田中稔彦、金山一彦が劇中の衣装で登壇。廣瀬は「過去に強烈なトラウマを持つ役どころですが、サブタイトル『beyond the destiny』の通り、『運命を超える』姿をお見せすることで観客の皆さんに未来を届けたい。久々のストレートプレイで、演技する幸せを噛みしめています」と思いの丈を語った。

河原田は、キャスト数人で劇中に登場する新宿周辺の街歩きをしたエピソードを披露。「実際に舞台となる場所を訪れることで、作品のイメージを膨らませることができました」と話す。初日に向けての意気込みを問われた楠は、「今日のゲネプロでよい失敗をたくさんして、明日の初日に臨みたい」と一言。登壇者一同からすかさず「失敗前提?」と総ツッコミを受け、顔を赤らめる一幕も。

自らの役どころについて、一連の事件を追うカメラマンに扮する金子は「調味料に例えると“豆板醤”。入っていなくてもいいけど、入れると料理の味が格段によくなる」と分析。それを受けて金山が「じゃあ俺は、トマトソースに入っているバジル。食べて吟味してみると、初めて入っていることがわかる」と漏らした。物語の重要な役どころにもかかわらず、このような回答をしたことに対して、登壇者一同から「いやいや」「よくわからない」「バジル、ちょっと黙っててもらえますか」などとツッコまれていた。

谷口は「百戦錬磨のベテラン勢も筋トレしまくっていて、『全力でかかって来い!』という空気を感じる」と稽古場の集中力について言及。石渡が「素晴らしいお兄さん方に囲まれています。特に金山さんが稽古場の雰囲気を明るくしてくれています」と続き、田中も「毎日刺激をもらっています。最高の初日を迎えられそうです」と微笑んだ。

ゲネプロでは「ジェットコースターサスペンス」の触れ込み通り、空間と照明を効果的に活用した演出で、疾走感のある展開が引き出されていた。客席の通路で物語が進んでいく場面もあり、間近で繰り広げられる迫真の演技にも注目したい。

WORLD ~beyond the destiny~

2016年4月23日(土)~5月1日(日)
東京都 全労済ホール スペース・ゼロ

脚本・演出:菅野臣太朗
出演:廣瀬智紀河原田巧也、楠世蓮 / 谷口賢志平山佳延石渡真修田中稔彦伊阪達也、山本哲平、瀬川ももえ、中村卓也、篠田力子 / 金子昇 / 藤原習作武智健二、鈴木まさゆき、山谷勝巳、田中しげ美 / 右近良之、下村尊則 / 金山一彦 ほか

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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