今年創立60周年を迎える
「淑女はここにいる」の登場人物は、都内のダンボールハウスに暮らす50代の女たち4人。彼女たちの暮らしぶりを公園のベンチで見ていた青年は、彼女たちに弟子入りを志願して……。さまざまな矛盾や葛藤の中で、自分なりの生きかたを模索する人たちの姿を描いたコメディが展開される。上演にあたり田村は、「現代社会で【ゴミ】と呼ばれる人たち、でもその【ゴミ】って必要だよ。と共感を呼ぶ作品を創造したいと思っています」と意気込みを語っている。
田村孝裕コメント
今回、初めてテアトル・エコーで作品を作る事になり、今までにない重圧を感じています。
これまでの作品でも常に「笑い」を意識して取り組んできたが、「喜劇」の枠を用意された劇団でどのように「笑い」に向き合っていこうかと、自分自身にとってもなかなかの挑戦です。
ホームレス=汚い、臭い、怖いというイメージを持っていて、自分とは違うと否定し遠ざけようとする人間、可哀相と偽善で近づいてくる人間、様々な環境がそこには存在しています。
現代社会で【ゴミ】と呼ばれる人たち、でもその【ゴミ】って必要だよ。と共感を呼ぶ作品を創造したいと思っています。
テアトル・エコー「淑女はここにいる」
2016年5月13日(金)~26日(木)
東京都 恵比寿・エコー劇場
作・演出:
出演:小宮和枝、重田千穂子、安達忍、岡のりこ、近藤泰代、おまたかな、田村三郎、落合弘治、松原政義、川本克彦、田中英樹、加藤拓二、徳永創士、池田祐幸
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- テアトル・エコー|淑女はここにいる
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