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由来を教えて!劇団名50 その10 [バックナンバー]

演劇企画カチョエペペ

目指すは“お腹が空くお芝居”

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次々と新たな作り手が頭角を表す演劇界。数ある劇団の中から、ジャケ買いならぬ“劇団名買い”で観劇に行った経験はないだろうか。チラシやニュース、SNSなどで目にする劇団名は、シンプルなものから不思議な音の響きを持つもの、「どういう意味?」と目を引くものまでさまざまだが、それには名づけ主の希望や願い、さらには演劇的活動戦略が込められているはず。このコラムでは多彩な個性を放つ若手劇団たちの、劇団名の由来に迫る。劇団名が持つ秘密と共に、未来の演劇界を担う彼らの活動の軸を紐解いていく。

10番目に登場するのは、演劇企画カチョエペペ。思わず口に出して音の響きを確かめたくなるユニット名、検索すると何やら美味しそうなパスタの話題が出てくるが、ユニットのコンセプトも“お腹が空くお芝居”なのだとか。ちなみに6月に控える第2回公演「甘苦」は2本立てで、タイトルに“クイニーアマン”と“焼いたオレンジ”の文字が。一体どんなユニットなのか、教えてもらった。

演劇企画カチョエペペ(エンゲキキカクカチョエペペ)

Q. 劇団名の由来、劇団名に込めた思いを教えてください。

カチョエペペとはチーズと黒コショウを使ったシンプルなパスタ料理です。

飾らないけど味わい深い。そんな団体を目指し、名付けました。

Q. 劇団の一番の特徴は?

食事シーンが度々出てくることです。

“食べる”という基本的な行為のポテンシャルを開くことで、未知の感情が沸き起こる瞬間をお客様と共有したいと考えています。

Q. 今後の目標や観客に向けたメッセージをお願いします。

ターゲットを特定のコミュニティや地域圏に限定せず、作品を創り続けたいです。

カチョエペペでしか得られない体験をご提供できればと思いますので、ぜひ一度遊びにいらしてください。

演劇企画カチョエペペの過去公演より。

演劇企画カチョエペペの過去公演より。

プロフィール

2021年に構成作家・脚本家の八亀ざおによって設立され、昨年旗揚げ公演「ムンミャ・むんみゃ・パストラミ」を行った。“お腹が空くお芝居”をコンセプトに、人間が持つ欲望のうごめきと、その放出による悲喜を表現することを目指している。6月2日から6日まで第2回公演「甘苦」を上演。

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読者の反応

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小林知未 @tomomin5656

演劇企画カチョエペペ第一回公演の

「性欲が食欲に置き換わった空間での男女の朝食シーン」

の写真を使っていただいてます!めちゃくちゃすきなシーン😋

実際に食事をするのが特徴な団体です。

第二回公演『#甘苦』では何を食べるのか…!
食事シーンぜひ観にいらしてね!

#演劇企画カチョエペペ https://t.co/pRBwzpEoAs https://t.co/7nvLXfxBvY

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