このツアーは2月にリリースされたアルバム「選ばれてここに来たんじゃなく、選んでここに来たんだ」を携えて全国18カ所を回ったもの。この日のツアーファイナルはミニアルバム「夏を好きになるための6の法則」のリリース直後とあって、ひときわ熱いライブが繰り広げられた。
4人は「スーパーフレア」からライブの口火を切り、「うるせー」「HELL'S DRIVE」を続けて披露。「なんだっていい」では佐藤真彦(G)が歯切れのよいカッティングでフロアを盛り上げていく。畠山承平(Vo, G)は序盤のMCで「今日はカメラいっぱいでしょ。撮られてるからみんな元気よくしてったほうがいい!」と今回の公演が映像化されることをほのめかした。
続いてバンドが「De La Warr」「僕はスーパーマン」「encode」といったキラーチューンを連発すると、会場の至るところで激しいモッシュが巻き起こる。しっとりしたミディアムナンバー「クッキー」を挟みつつ、ライブは「チェンジ! チェンジ! チェンジ! チェンジ! チェンジ!」でさらなる狂騒へ。「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」では激しく歪んだ中島ケイゾー(B)のベースと関口塁(Dr)のうねるようなグルーヴがフロアを踊らせた。
続く「ハッピーアイスクリーム」で情感豊かな世界観を表現した彼らは、リリースされたばかりの新曲「真夏の屯田兵 ~yeah!yeah!yeah!~」「名曲」を立て続けに披露。さらに「レディース&ジェントルマン」「check it out! check it out! check it out! check it out!」「ふぁっきゅー」とライブの定番曲をボルテージ全開で畳み掛けた。終盤のMCでは畠山が今回のツアーについて「レベルアップしました。ツアー中にずっとやってたゲームがレベル92くらいになりました。僕のレベルもすごいアップしました……ライブ1回1回が最高でした」とジョーク交じりに語る。そしてバンドは「S.T.A.Y.」でカオスな轟音を響かせ、ダンサブルでハイテンションなアッパーチューン「僕らは」を本編ラストに演奏した。
アンコールに応えて登場した彼らは、「ソシタラ ~人気名前ランキング2009、愛という名前は64位です~」「観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは」の2曲を全力で届け、ツアーファイナルはハッピーな空気と熱気に包まれたまま幕を下ろした。
The Mirraz「選ばれてそこに行くんじゃなく、選んでそこに行くんだツアー」Zepp DiverCity TOKYO公演セットリスト
01. スーパーフレア
02. うるせー
03. HELL'S DRIVE
04. なんだっていい
05. WAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!
06. De La Warr
07. 僕はスーパーマン
08. encode
09. クッキー
10. チェンジ! チェンジ! チェンジ! チェンジ! チェンジ!
11. CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい
12. 気持ち悪りぃ
13. ハッピーアイスクリーム
14. 真夏の屯田兵 ~yeah!yeah!yeah!~
15. 名曲
16. レディース&ジェントルマン
17. check it out! check it out! check it out! check it out!
18. ふぁっきゅー
19. 傷名
20. S.T.A.Y.
21. 僕らは
<アンコール>
22. ソシタラ ~人気名前ランキング2009、愛という名前は64位です~
23. 観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは
関連商品
タグ
リンク
- THE MIRRAZ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
The Mirraz、全国ツアー千秋楽で「レベルアップしました」 http://t.co/xWbGf5E7hH