藤井隆、大阪レコ発イベントでシルク姐さんと妖艶コラボ

およそ6年ぶりのニューシングル「She is my new town / I just want to hold you」を発表した藤井隆が、6月8日に大阪・タワーレコード梅田NU茶屋町店にてリリースイベントを開催した。

「She is my new town / I just want to hold you」は松田聖子のプロデュース作品。聖子自身が作詞、作曲、編曲、コーラスまでも務めており、80'sムードあふれるサウンドを作り上げている。またビデオクリップは、藤井の強い要望により実現した1979年公開のサンリオ人形ファンタジー映画「くるみ割り人形」とのコラボレーションも話題を集めている。

シングルリリースイベントでは、藤井はまずDEAD OR ALIVEのカバー「You Spin Me Round」で会場を盛り上げる。「昨日の晩はすごく心配だったのですが、たくさんお越しいただいて、本当にありがとうございます」と挨拶すると、続けて新曲「She is my new town」を披露。「もう3、４年ほど、洋楽をただただ歌いまくる『Like a record round! round! round!』というイベントを椿鬼奴さんとレイザーラモンRGさんとやらせていただいていまして、以前大阪でもやらせていただきました。このたび、そんな洋楽好きが高じてCDを出させていただくことになりました！」と新曲リリースの喜びを語った。

そして藤井が「よしもとにも洋楽好きな芸人さんがたくさんいて、中でも洋楽の話をするのは椿さん、RGさん、桂三度さん、そして大阪にもいらっしゃいます。よしもとに入った頃、20年前から洋楽の話や、いろんな話を聞かせていただいている大好きな先輩がいます。その先輩に今日は起こしいただいております！」と話すと、ステージにはサプライズゲスト、シルクが登場した。「ただただ露出」をテーマにした派手なビキニで現れたシルクは、そのままグロリア・エステファンの「1-2-3」を熱唱。シルクは当初1コーラスのみ歌う予定だったが、藤井のはからいで急遽フルコーラスを歌うことに。「2番の歌詞がわからない！」ととまどいながらも、藤井とともに即興の歌詞で歌い上げた。

続くトークではシルクの美容術が話題の中心に。藤井から美しさの秘訣を問われると、シルクは「性格的にくよくよしないんです。よく忘れちゃう。それが一番かな。食べるものもめっちゃ気をつけてます。それから睡眠時間と、美容体操と、運動と……」コメント。さらに口元の“ほうれい線”ケアを実演し、皺ができづらい口の閉じ方を観客に伝授した。

2000年にはデビューシングル「ナンダカンダ」でアーティストとして「NHK紅白歌合戦」に出場した藤井。シルクが「また『紅白歌合戦』を狙ってほしいですよね！」と観客に呼びかけると、大きな拍手が巻き起こった。温かい声援を受け、藤井は最後に新曲「I just want to hold you」を披露。シルクも“表現”担当として妖艶なダンスでステージに華を添えた。

なお藤井は今週末6月15日にも、東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにてシングル購入者を対象としたミニライブ＆トークを行う。

藤井隆「She is my new town / I just want to hold you」発売記念ミニライブ＆トーク

2013年6月15日（土）東京都 タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIO
内容：ミニライブ＆トーク
入場無料（要整理券）