ZEEBRAがさんぴん時代を総括する前代未聞の新曲

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9月17日に発売を控えたZEEBRAのベストアルバム「The Anthology」。ここに収録される唯一の新曲「Jackin' 4 Beats」が前代未聞の内容となっていることが明らかになった。

ベストアルバム「The Anthology」は3枚のCDに全49曲を収録。

ベストアルバム「The Anthology」は3枚のCDに全49曲を収録。

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この「Jackin' 4 Beats」は、90年代後半に発表された日本語ヒップホップのクラシック10曲を大胆にサンプリングし、8小節ずつつないで1曲にするという、これまでにない方法で制作されたとのこと。

Microphone Pagerのジャジーかつスリリングなトラック「病む街」で幕を開け、BUDDHA BRANDとシャカゾンビによる限定ユニット・大神の「大怪我」、RHYMESTERの代表曲「B-BOYイズム」、加藤ミリヤがデビュー曲「夜空」でサンプリングしたことでも知られるBUDDHA BRANDの「人間発電所」、RINO、YOU THE ROCK★、GK MARYAN、ZEEBRA、TWIGY、GAMA、DEV-LARGEという豪華メンバーが参加した日本語ラップのアンセム、LAMP EYEの「証言」、ラッパ我リヤの「Do the GARIYA thing」、DABOのメジャーデビュー曲「拍手喝采」、YOU THE ROCK★の傑作「FUKUROU(YAKANHIKOU)」、SOUL SCREAMの「蜂と蝶」、そしてOZROSAURUSの代表曲「AREA AREA」が次々とサンプリングされている。

この曲でZEEBRAはオリジナル曲のライムも巧みに引用。ECDが主催した1996年のイベント「さんピンCAMP」前後の空気感がひとつの楽曲のなかに詰め込まれ、当時のヒップホップシーンを1曲で総括するような内容となっている。なお「Jackin' 4 Beats」はビデオクリップの制作も予定されているとのこと。どのような内容になるのか、こちらも興味深いところだ。

※記事初出時、サンプリングされた曲名の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

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