MAN WITH A MISSION武道館降臨!1万人圧倒の2時間半

1

2324

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 1176 955
  • 482 シェア

昨日5月6日、MAN WITH A MISSIONが全国ツアー「MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版~」の東京・日本武道館公演を開催した。

ライブの最後にファンと記念撮影をするMAN WITH A MISSION。

ライブの最後にファンと記念撮影をするMAN WITH A MISSION。

大きなサイズで見る(全3件)

5月6日に東京・日本武道館で行われた「MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版 FINAL~」の様子。

5月6日に東京・日本武道館で行われた「MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版 FINAL~」の様子。

大きなサイズで見る(全3件)

5月6日に東京・日本武道館で行われた「MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版 FINAL~」の様子。

5月6日に東京・日本武道館で行われた「MAN WITH A MISSION TOUR 2013 ~あなたの街に19ヨツアー 完全版 FINAL~」の様子。

大きなサイズで見る(全3件)

オオカミたちの勇姿を見届けるべく会場には、全国各地から約1万人のファンが集結。暗転と同時に雄叫びのような歓声を上げ、5匹の登場を待った。しかしライブはすぐには始まらず、まずはスクリーンにMAN WITH A MISSIONの誕生から2010年に氷河から復活するまでのいきさつがアニメーションで紹介される。手塚プロダクションが手がけた壮大なストーリーに観客は感嘆し、「彼らは再び戻ってきた。ある使命を果たすために……」というアナウンスに再び大歓声をあげた。続けて氷山を模した巨大なセットの中央が扉のように開くと、そこには5匹の姿が。ドラマチックなオープニングに会場のボルテージは早くも沸点に達する。その期待に応えるように、バンドはサポートメンバーのE.D.ヴェダー(G)とともに初期ナンバー「DON'T LOSE YOURSELF」を投下。場内にはド派手なレーザー光線とoiコールが飛び交い、熱狂に拍車がかかっていく。Jean-Ken Johnny(G, Vo)は「Ladies and gentlemen, boys and girls! We are MAN WITH A MISSION!」と挨拶をすると、高速を疾走する映像とともに「Feel and Think」をパフォーマンスした。

「本日ハ、日本武道館ニオ集リイタダキアリガトウゴザイマス。ヒトツノ集大成ヲブチマケタイト思イマスノデ、アナタタチ1人残ラズカカッテコイヤ!」というJean-Ken Johnnyの挑発的なMCから始まったブロックでは、アッパーな「distance」「Bubble of Life」やミディアムテンポの「フォーカスライト」など、最新アルバム「MASH UP THE WORLD」からの楽曲が続いた。

場内の熱気も高まった頃、メンバーは一旦退場。スクリーンにはTokyo Tanaka(Vo)がアームレスリング大会に挑む姿を追った「MISSION MOVIE」なる映像が上映され、観客の笑いを誘う。映像の合間には近しいバンド仲間やWEEZERといった大物、さらに東進ハイスクールの名物講師・林修までが登場し、思い思いのコメントを残した。

ひとしきり会場がクールダウンしたところで「Mash UP the DJ!」からライブが再開。DJ Santa Monicaのスクラッチが刺激的に響き、会場は再び熱を帯びていく。このブロックではメンバーの熱演とともにさまざまな仕掛けも観客を圧倒し、特に火炎、レーザー光線、NINJAR LIGHTの演出が取り入れられた「Emotions」は壮観な光景を作り出した。またJean-Ken Johnnyがメンバーを代表し、何度も観客に感謝を伝える場面も。「オオカミタチヲコンナニ観ニ来テクレルコトニ、ジーザスクライストッテ感ジデス。カッコイイコトヲ言ッテヤロウト思ッテタンデスガ、素直ニヤラセテクダサイ。本当ニアリガトウゴザイマス」と真摯に語り、オーディエンスの喝采を浴びた。その後に行われたSpear Rib(Dr)とDJ Santa Monicaによるソロコーナーでは2匹がスリリングなセッションを展開し、卓越したプレイで観客を魅了した。

セッションに続いては「MISSION MOVIE」の後編の上映がスタート。映像の中ではVJのBooやWHITE ASHののび太が、Tokyo Tanakaの対戦相手として登場し会場を沸かせる。最終的にTokyo Tanakaはアームレスリング大会で優勝するも、「モット強イ奴ニ会イニ世界ニ出テク」という置き手紙を残して去っていくというエンディングで「MISSION MOVIE」は完結。ステージに戻ってきたJean-Ken Johnnyはこのラストを受けて「MAN WITH A MISSIONモ世界ニ旅立ツカモシレマセン。ドウナルカワワカリマセンガ、今後トモオオカミタチノ動向ニ注目シテクダサイ」と期待を煽った。

アッパーな楽曲が続いたこれまでの流れから一転して、そのあとのブロックではJean-Ken JohnnyとTokyo Tanakaの2人によるアコースティックスタイルでの「アカツキ」と、NINJAR LIGHTを活用した演出が目を引いた「colors」の2曲が披露され、ノスタルジックな空気が漂う。しかしライブの定番曲であるNIRVANA「Smells Like Teen Spirit」から再び攻撃的なムードに突入。DJ Santa MonicaとTokyo Tanakaがステージを駆け回り観客を煽った「FLY AGAIN」を経て、Jean-Ken Johnnyが「我々ハバカナノデコレカラモ夢ヲズット信ジ続ケルト思イマスガ、ココニ来テクレル仲間ガ信ジテクレルカラ、走レルトコロマデ走ッテイキタイト思イマス」とさらなる飛躍を誓う。そして5匹は巨大なミラーボールが回る中で「RAIN OF JULY」を熱演し、本編を締めくくった。

アンコール代わりの「焼肉コール」が起きる中、スクリーンでは新曲「Wake Myself Again」の配信リリースと、全国ツアー「『Wake Myself Again TOUR 2013』Supported by Budweiser」の開催が告知され観客のテンションを高める。ステージに再び現れたメンバーは「PANORAMA RADIO」と「Get Off of My Way」を熱演。しかしオーディエンスはそれでは飽き足らず、2度目の「焼肉コール」でメンバーを呼び戻す。ダブルアンコールで披露されたのは、自分たちならではのスタイルを貫いている彼らだからこそ歌える「NEVER FXXKIN' MIND THE RULES」だった。最後にJean-Ken Johnnyはメンバーを代表し「コレカラモMAN WITH A MISSIONヲナニトゾヨロシクオ願イシマス。We are MAN WITH A MISSION!」と高らかに宣言。大歓声が沸く中、5匹はいつまでも名残惜しそうに観客に手を振り続けていた。

※記事初出時、日本武道館公演をツアー最終公演と記述しておりましたが誤りでした。訂正しておわびいたします。

この記事の画像(全3件)

読者の反応

  • 1

音楽ナタリー @natalie_mu

MAN WITH A MISSION武道館降臨!1万人圧倒の2時間半 http://t.co/ZtPCMU1Wqx

コメントを読む(1件)

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 MAN WITH A MISSION の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。