5月2日、東京・Zepp DiverCity TOKYOにて
開場後、DJ 908(KREVA)とDJ 熊井五郎のオープニングDJを経てライブはスタート。KREVAは開会宣言のごとく「始まったぜ、『春の[超ライブ]祭り』! 期待、どんどんしてもらって結構! 軽く越えていきます。さっき、
ステージでは、KLOOZ、TARO SOULとDJ威蔵からなるSUPER SONICS、SALU、SONOMI、SKY-HI、ROMANCREW、AKLOという順で、2台のDJ卓を交互に使ってひっきりなしにパフォーマンスが行われた。KLOOZのアクトにはAKLO、KEN THE 390、SKY-HIが、SONOMIのアクトにはKREVAが、SKY-HIのアクトにはKLOOZ、TARO SOUL、KEN THE 390が参加し客演が多発したほか、SUPER SONICSは初公開の新曲を披露するなど、観る者を飽きさせない光景が続く。
このイベントの発端となった「超ライブへの道」を主催しているKEN THE 390のアクトでは、「超ライブ」を毎度盛り上げているオリジナル曲や得意のフリースタイルが炸裂。さらに彼とKLOOZ、KOPERU、YURIKAの4MCで結成された新ユニットで、6月5日にデビューアルバムをリリースするDREAM BOYSのお披露目ライブも行われた。KEN THE 390は「俺はこの『春の[超ライブ]祭り』の続きも『超ライブ』の続きも見ていきたいし、俺たちだったら今までの日本語ラップシーンが見たことないものを絶対見せていけると思うから、でかいこと言ってると思うけど、信じてついてきてください!」とフロアに呼びかけ、Zepp DiverCity TOKYOに集まった日本語ラップファンを大いに沸かせた。
トリを務めたKREVAは、まず歌いながら自らボコーダーを操作して、KEN THE 390、AKLOとともに「No More Mr.NiceGuy Remix」を歌唱。その後、事前にTwitterにて募集したリクエストに応える形で「ACE」、SONOMIとALI-KICK(ROMANCREW)を迎え入れて「今日だけでいい」をひさびさに披露した。それぞれ「ACE」は「3年ぶりくらい」、「今日だけでいい」は「6年ぶりくらいにやる」とのことで、KREVAは普段と異なる緊張した様子を見せていた。
各々が今持てる力を発揮し、大成功に終わった「春の『超ライブ』祭り」。この終演と同時に、次なる“祭り”として「2013 初夏の超ライブへの道~東名阪仙TOUR~」の開催が決定した。4公演すべて参加のKEN THE 390、DREAM BOYS、ROMANCREW、KLOOZをはじめ強力な出演ラインナップが発表されており、このツアーでもラッパーたちの熱い競演が期待できそうだ。
2013 初夏の超ライブへの道~東名阪仙TOUR~
2013年6月22日(土)愛知県 名古屋KG's BAR
<出演者>
KEN THE 390 / DREAM BOYS / ROMANCREW / KLOOZ / YURIKA / and more
2013年6月23日(日)大阪府 大阪SUNHALL
<出演者>
KEN THE 390 /
2013年7月3日(水)宮城県 仙台MACANA
<出演者>
KEN THE 390 / DREAM BOYS / ROMANCREW / KLOOZ / ONIDAIKO / and more
2013年7月7日(日)東京都 club asia
<出演者>
KEN THE 390 / DREAM BOYS / ROMANCREW / KLOOZ / ISH-ONE / KOPERU / YURIKA / 孔雀 / and more
※記事初出時、一部出演者の名前を誤って表記しておりました。訂正してお詫びいたします。
リンク
- 春の「超・ライブ」祭り
- KEN THE 390 OFFICIAL WEBSITE
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音楽ナタリー @natalie_mu
客演続出!KEN THE 390、KREVAら春のラップ祭り大成功 http://t.co/BbEr360mYz