CNBLUE、新曲「Robot」イベントで圧巻の演奏力発揮

2012年12月24日 13:13 163 2 音楽ナタリー編集部

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CNBLUEが昨日12月23日に東京・TFTホール1000にて最新シングル「Robot」リリース記念イベントを実施した。

CNBLUEとは？

ジョン・ヨンファ（G, Vo）、イ・ジョンヒョン（G, Vo）、カン・ミンヒョク（Dr）、イ・ジョンシン（B）によって結成された韓国出身のロックバンド。「バンド文化が根付く日本で経験を積みたい」という思いから2009年6月から半年間「音楽武者修行」のために来日し、その期間中にライブハウスや路上でライブを100回以上行う。同年10月にシングル「In My Head」で日本メジャーデビューを果たし、その後行った神奈川・横浜アリーナでのワンマンライブを大成功に収める。韓国では2010年1月にミニアルバム「Bluetory」でメジャーデビュー。2013年から2014年にかけては韓国出身バンドとしては初のワールドツアーを開催。日本では東京・日本武道館で2日間に渡ってライブを行い、約2万6000人を動員した。2019年8月にイ・ジョンヒョンが脱退し、現在の3人体制に。メンバー全員の入隊、および除隊を経て2020年11月より活動を再開。2021年1月からは日本デビュー10周年を記念したプロジェクトが始動する。

CNBLUE ［拡大］

会場の様子。［拡大］

昼と夜の2回行われたこのイベントには、12月19日にリリースされた最新シングル「Robot」のCD購入者の中から抽選で選ばれた3000人が集まった。CNBLUEはシングル表題曲である「Robot」をライブで初披露したほか、「Get Away」「The Way part1～one time～」「Where you are」「Time is over」「In My Head」などを圧巻の演奏力で一気にパフォーマンス。ヨンファ（Vo, G）の力強いボーカル、ジョンヒョン（G, Vo）のハードなギタープレイ、ジョンシン（B, Vo）とミンヒョク（Dr）による安定感あるリズムで、会場はまるでライブハウスのような熱気に包まれた。

イベント後半ではメンバー4人がサンタコスチュームで登場。去年のクリスマスの思い出を訊かれるとジョンヒョンは、「予定していた仕事が急になくなり、友達はみんな予定があってつかまらなかったので曲を作りました！そのときにできたのが1stアルバムに収録の『No more』です」と流暢な日本語で話した。さらに「クリスマスソングと言えば？」という質問で、ヨンファが突然WHAM!「ラスト・クリスマス」をアカペラで歌い出すと、会場に集まったファンたちは絶叫にも似た声援が巻き起こった。

新曲「Robot」について訊かれると、ヨンファは笑いながら「作ったとき、メンバーがみんな忙しすぎて、その姿が人間じゃなくてロボットみたいだなと思って、それをテーマに作りました」と語った。その後も4人は終始じゃれ合いながら和やかな空気でイベントは進み、終了予定時間を大幅に超えてこの日の幕を閉じた。