「点描のしくみ Queen of Hearts」は予告編という形をとった、201秒の短編作品。吉井は作品の中で、奈々子と名乗る女に出会うことで危険な事件に巻き込まれていくタクシー運転手を演じている。共演には相武紗季、豊原功補といった実力派キャストが名を連ねており、映画の本編を予感させる本格的な映像作品に仕上がっている。
今回内田が吉井を俳優として起用したのは、内田が監督・脚本を務め吉井が主題歌「点描のしくみ」を書き下ろした映画「鍵泥棒のメソッド」の完成披露試写会にて、吉井が「ぜひ次は映画に出させていただきたい」と発言したことがきっかけ。内田は吉井の俳優としての魅力を引き出すべく、「点描のしくみ」からインスパイアされた本作を制作した。また主題歌には来年1月23日に発売される吉井のベストアルバム「18」に収録の新曲「HEARTS」を使用。なお同曲は本日11月28日より楽曲配信がスタートする。
現在「点描のしくみ Queen of Hearts」の公式サイトでは、この映像作品を公開中。吉井は「今回は予告編だけでしたが、チャンスがあったらいつか本編に挑戦したいと思っています」と俳優業に意欲的な姿勢をみせており、彼の俳優としての活動にも期待がかかるところだ。
出演者コメント
吉井和哉
内田監督とはいつかまたご一緒できればと考えていたのですが、今回こういった形で作品を作っていただくことができて、とても幸せです。撮影の3日間は初めてのことばかりで戸惑いましたが、監督を始めスタッフ、共演者の皆さんのおかげで楽しく“タクシー運転手”の役を演じることができました。今回は予告編だけでしたが、チャンスがあったらいつか本編に挑戦したいと思っています。
相武紗季
内田監督は優しくてあったかい方で、現場を楽しむ感じが素敵でした。吉井さんはとても楽しく、面白くて、優しい方でした。撮影は、何が…で表現できないくらい全てが楽しかったです。今回は台本があるようでなかったので…作品撮りとは違って、役をつかみにくい部分が難しかったです。完成した作品を観ながらワクワクしました。
内田けんじ監督
脚本がないまま各シーンを演出するのは大変でしたが、吉井さんが異質の世界にいるというか、意外な驚きと面白さがある予告編になったと思います。これを観て本編は一体どんな映画なんだろうといろいろ想像して楽しんでもらえたらいいなと思います。
■「点描のしくみ Queen of Hearts」予告編
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- 「点描のしくみ Queen of Hearts」公式サイト
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冬乃郁也(ふゆのいくや)@まもなく新連載開始! @fuyuno_ikuya
ナタリー - 吉井和哉、内田けんじ監督短編作品で主演俳優に http://t.co/xiSjfuIpSC なるほど、予告編って形の短編なのね。まあ吉井さんジャガーとかあるしね。こういう方向もおもしろいね。