スカパラ熱狂のツアーファイナルに伊藤ふみお登場
2008年6月23日 21:03
6月19日、
このツアーは3月26日にリリースされたニューアルバム「Perfect Future」のリリースツアー。全国34公演にわたって行われ、どの会場も熱狂的な盛り上がりとなった。
ツアーファイナルのこの日のライブは、「Perfect Future」のショートバージョンからスタート。アルバムのアートワークと同じ赤を基調としたステージに勢ぞろいした10人は、全国ツアーでますます磨き上げられた鋭いサウンドでホールの気温を上げる。
続いて「(We know It's) All or Nothing」「Tongues Of Fire」とアッパーな楽曲を立て続けに演奏。谷中敦(B.Sax)の「今日はツアー最終日なんで、パーフェクトな声援で返してください!」というMCに、オーディエンスはさらにヒートアップしてゆく。
その一方、アルバム収録の新曲「Warrior Chant」や往年の名曲「花ふぶき」では、グッと渋いサウンドを聴かせて大人の魅力をアピール。「花ふぶき」でのホーンズ5人によるフォーメーションプレイには、客席から大きな拍手が沸いた。
茂木欣一(Dr)がボーカルを取る「女神の願い」では、茂木の「高揚しすぎて、体が俺の指示を聞いてくれないんだよ!」というMCに笑いが起き、「太陽にお願い」「ルパン三世'78」といったナンバーでは全席指定のライブとは思えないほどの勢いでオーディエンスが踊り狂う。メンバーもファンもそれぞれが力いっぱいに、この日のライブを楽しんでいた。
本編ラストを飾ったのは伊藤ふみお(ex.
アンコールで披露されたのは「ゴッドファーザー 愛のテーマ」「Monkey Man」「Come On!」の3曲。沖祐市(Key)は「今日はいい酒が飲めそうです。あとで心の中で、君たちと乾杯だ!」と笑顔で挨拶し、冷牟田竜之(A.Sax, G)は「来年はいよいよデビュー20周年です。みんな大きな力をありがとう」と力強く語った。また、アンコールで再び登場した伊藤ふみおも「仲間として、いちミュージシャンとして20周年を共に盛り上げたいです」と語り、大きな拍手を浴びた。
MCでも語られていたが、デビュー20周年となる来年にはさまざまな企画が行われる模様。日本を代表するライブバンドとして活躍を続ける彼らが、この先どんな未来を見せてくれるのか、ますます楽しみになるライブとなった。なお、この日のライブの模様は6月28日(土)21時より、スペースシャワーTVにて1時間にわたり放送される。
2008年6月19日 NHKホール
「Perfect Future Tour」セットリスト
01. Perfect Future-short ver.-
02. (We know it's) All or Nothing
03. Tongues Of Fire
04. A Song For Athletes
05. Warrior Chant
06. 花ふぶき
07. Punch'n' Sway
08. Ska Me Crazy
09. 女神の願い
10. Transit Passenger
11. 964スピードスター
12. 太陽にお願い
13. Last Temptation
14. Latin Scorcher
15. ルパン三世'78
16. All About My Monster
17. ナイスなおまえ'08
18. Perfect Future
19. White Light
20. Pride Of Lions
En-01. ゴッドファーザー 愛のテーマ
En-02. Monkey Man
En-03. Come On!
リンク
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