全国10都市11公演で行われる今回のリリースツアー。彼らは自身の地元である長野で、詰めかけた観客と共にツアー初日を華々しく飾った。
SEもなくステージに現れたメンバーがアルバムタイトル曲「100年後」からライブをスタートさせると、フロアは瞬時に独特の緊張感に包まれていく。彼らは「100年後」をメインに前作「homely」の収録曲を取り入れたセットリストを展開しつつ、合間には大胆にリアレンジを施した過去の曲を披露してオーディエンスを驚かせた。
MCで出戸学(Vo, G)は「地元っていうことで、ツアー初日は松本にしてみました」と語り、ホームの地に集結した観客へ凱旋宣言。そしてアンコールでは既に定番となりつつある「ロープ」のロングバージョンを演奏し、会場をディープなオウガワールドに染め上げた。
彼らは今後各地を回り、11月24日の東京・SHIBUYA-AXでツアーファイナルを迎える。新作の世界に浸りたい人はツアーに足を運んでみよう。
また現在レーベル公式YouTubeチャンネルでは、「100年後」より「素敵な予感」のビデオクリップを公開中。今作はメンバーが企画&編集に携わっており、抽象的なモチーフが曲に合わせて反復を続ける意味深な作品に仕上がっている。音源にはCDに収録されたものとは異なる「different mix」バージョンを使用。撮影はサポートベーシストの清水隆史が担当している。
※記事初出時、「素敵な予感」の楽曲名に誤表記がありました。訂正してお詫びいたします。
■【MV】素敵な予感 different mix - OGRE YOU ASSHOLE
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音楽ナタリー @natalie_mu
オウガ「100年後」ツアーで過去曲大胆リアレンジ http://t.co/yATutm4Y