DCPRG、
自動変奏シーケンスソフト「M」にリズム隊を担当させて微妙なランダム感やコラージュ感のあるグルーヴを表現し、機械と人間による即興セッションを繰り広げる東京ザヴィヌルバッハ。かつて菊地成孔もメンバーとして在籍していたが近年は坪口のソロ体勢で活動を続けており、8月には初のニューヨークでのライブを成功させている。
前作「Sweet Metallic」では、複数のメンバーによるライブ再現可能なスタジオ一発録りにこだわった彼だが、今作は「1人で仕上げる」という制約を課し、演奏手法にとらわれないアンサンブルを構築。ローズピアノを全面的にフィーチャーしており、複雑に絡み合うポリリズムに乗せてローズピアノの鮮やかな旋律が鳴り響く内容となっている。
収録されるのはオリジナルの新曲6曲と、ニューヨークで録音されたセルフカバー2曲、WEATHER REPORTのカバー1曲の計9曲。ブックレットには音楽評論家の村井康司による解説と、菊地成孔によるテキスト「キカイダー撤退。犬から猫へ」が掲載される。
東京ザヴィヌルバッハ「AFRODITA」収録曲
01.Nostalgica
02.Nomadic
03.Sagittarius
04.Conundrums
05.Tribal Junction
06.Missing-link
07.Rain Of Zero Nuclear
08.Pastel Yogurt
09.8:30
■『AFRODITA』東京ザヴィヌルバッハ 告知動画
タグ
リンク
- 坪口昌恭 / Masayasu Tzboguchi official website
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
東京ザヴィヌルバッハ新作はローズピアノ全面フィーチャー http://t.co/dEr3L0Jo