ボンブラが深夜に熱唱！「申し訳」パーティ開催

6月13日深夜、代官山UNITにてMIX CD「申し訳ないとフロム赤坂」のリリース記念パーティが開催された。

満員札止めとなったこの日のイベントでは、宇多丸（RHYMESTER）、掟ポルシェ（ロマンポルシェ。）らおなじみの「申し訳ナイタズ」DJ陣に加え、ゲストにBON-BON BLANCO、KOHEI JAPAN、嶋野百恵、LEGEND オブ 伝説 a.k.a. サイプレス上野、杉作J太郎、Geru-c閣下 a.k.a. MC仁義らが出演。さらにDJ KAORI、Romancrew、Mummy-D（RHYMESTER）といったシークレットゲストも登場し、華々しくステージを飾った。

ライブゲストのトップを飾ったのはBON-BON BLANCO。今回は4人編成になってから初のライブで、加えて深夜イベントでのライブは初めてという、ファンにとってはレアづくしのステージで4曲を熱唱した。コアなファンからボンブラ初体験の人まで、多くの観客を魅了する堂々のパフォーマンス。今後の活動にも注目だ。

KOHEI JAPANはヒットアルバム「Family」からのナンバーに加え、ダークサイドや下ネタが満載の初期楽曲も披露。「スパンキー☆スパンクのテーマ」では謎のマスクマンSpanky Spank（宇多丸）との共演も。

ひさびさの東京ライブとなった嶋野百恵は、「夜明け前」でKOHEI JAPANと、そして「Lesson」では飛び入りゲストのMummy-Dとの生コラボを見せ、待ちわびたファンを歓喜させた。

先日、自宅が火事に遭い、トレードマークの白いスーツなど貴重品の多くを消失してしまった掟ポルシェは、段ボール製の募金箱を片手にフロアを徘徊。DJ時には悲惨な体験談をいつになくマジメな表情で語っていたが、Perfumeのナンバーやきら☆ぴか「はなをぷーん」などを爆音でプレイ＆全力でダンスするとムードは一変。いつもどおりの楽しげな姿を見せていた。

宇多丸は「ハロプロ・クラシックス」と称するハロー！プロジェクト初期の楽曲を中心としたセットリストでフロアを煽る。7月発売の単行本「ライムスター宇多丸の『マブ論 CLASSICS』 アイドルソング時評 2000～2008」の内容ともリンクした、アイドル的と言われるJ-POP作品から新たな価値観を見いだすようなDJプレイ。男性率の高いフロアは、異様な熱気に包まれた。