小林エリカは詩をモチーフにしたマンガ「終わり とはじまり」や、小説「空爆の日に会いましょう」などで知られるマンガ家&作家。彼女は2010年に発表されたPhewの15年ぶりのソロアルバム「Five Finger Discount」でアートワークを担当していた。Project UNDARKは、1917年頃にアメリカ・ニュージャージー州オレンジのラジウム工場にて暗闇で光るラジウムを時計の文字盤にペイントしたために被曝した女性工場労働者たち「ラジウムガールズ」に捧げるべく始動した。
今回のアルバムは、以前からPhewとのコラボレーションを熱望していたCLUSTERのディーター・メビウスが全編にわたってトラックを制作。これにのせてPhewと小林エリカが自作テキストを朗読している。また本作には、
本作の録音は内田直之、ミックスは長嶌寛幸、マスタリングは中村宗一郎がそれぞれ担当。アートディレクションは雑誌「真夜中」のエディトリアルデザインなどで知られる田部井美奈が手がけている。
Project UNDARKはアルバム発売日の5月16日に、五所純子が司会するDOMMUNEの生配信番組「45回転であいましょう~Let's Meet in 45rpm・第四話」に出演し、CDとは内容の異なるスペシャルライブを披露する予定。なお小林エリカは現在、ラジウムガールズの漫画を執筆している。
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- projectUNDARK
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是安祐 @yukore
故ディーター・メビウスも参加。
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