ライブは初日公演を前編、2日目公演を後編とするコンセプトのもと、アリーナ会場ならではの凝った舞台装置とストーリー仕立ての演出を用意。それぞれの楽曲では小室哲哉(Key)がときに繊細な、ときに荒々しいソロプレイで魅せ、宇都宮隆(Vo)が伸びやかなボーカルを響かせる。木根尚登(G)は確かなコーラスワークを展開したほか、楽曲によってはキーボードも演奏してサウンドに広がりを持たせた。
またこの日のステージでは、TM NETWORK時代からTMN時代までを網羅した幅広いセットリストを披露。意外なナンバーからスタートしたかと思えば、メロウな楽曲を4つ打ちにアレンジし違った一面を提示するなど、ベテランならではのライブでオーディエンスを惹き付けた。
さらに、本日リリースされるニューシングル「I am」も演奏された。演奏前には宇都宮が「2012年、3人がここに立てて、そしてこんなにたくさんの人が来てくれて幸せです」と率直な思いを語るシーンもあった。
そして終演時には、ステージを覆うように用意されたスクリーンに24時間表示でカウントダウンするデジタル時計が映し出され、本日25日に実施される「TM NETWORK CONCERT -Incubation Period-」2日目公演への期待を煽った。なお2日目公演の模様は、開演時刻の19:00より日本全国および香港&台湾の映画館で生中継されるほか、6月17日(日)21:00からはWOWOWライブで独占放送も予定されている。
タグ
リンク
- TM NETWORK Official
- TM NETWORK(tmnetwork_2014)on Twitter
- TM NETWORK CONCERT - Incubation Period - | ライブシネマ
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
音楽ナタリー @natalie_mu
TM NETWORK、武道館で「Welcome to the FANKS!」 http://t.co/56ibT1O5