ついに幕を開けたQWVとの戦い
昨年9月に“OWV VS OWV”という異色の対バンからスタートしたこのツアー。デビュー5周年を迎えたOWVは、ツアー初日に“5年前のOWV”との対バンを繰り広げて大きな話題を呼んだ。その後7m!n、世が世なら!!!、 Lienelといったゲストアーティストとのツーマンライブを経て、セミファイナルとなるZepp DiverCity(TOKYO)公演の対バン相手に選ばれたのはまさかのQWV(OWVファンの呼称)。果たして会場で何が行われるのか……予測不能の戦いが幕を開けようとしていた。
ステージに姿を現したOWVの4人は「Gamer」で高揚感たっぷりに対バンライブをスタートし、QWVたちを特別な“ゲーム”へと誘っていく。さらにキックの効いたダンスナンバー「TRVCKSTVR」やポップなパーティチューン「PARTY」で会場のボルテージを高めたあと、メンバーは謎に包まれたこの日の趣旨を説明し始めた。浦野秀太は「セットリスト、本日3曲しか用意していません!」と衝撃の事実を発表。そして「ここから対決をしてセットリスト作っていきます。QWVが勝った場合はQWVがセットリストを決められますけど、OWVが勝った場合は僕らがセットリストを作ります」と告げて会場を大きく沸かせた。
白熱のゲーム対決!勝負の行方は……
「OWV VS QWV 本日のお品書き」としてセットリスト候補に挙げられたのは50曲。OWVとQWVはゲーム対決を行い、この中からセットリストを決めていく。ラウンド1は本公演の4曲目から6曲目を決める「ダンス間違い探し」。実は冒頭の3曲でメンバーが各曲1カ所ずつ、わざと違う振付を行っていたという。「サビの足を上げるところで、秀太くんが上げてなかった」「(中川)勝就くんだけ逆方向に行っていて、振りを間違えたのかなって」というQWVからの想定外の指摘にメンバーがあたふたする場面もありつつ、「TRVCKSTVR」の振り間違いを見事に当てるQWVが出現。「Gamer」「PARTY」は残念ながら正解が出ず、OWVが2ポイント、QWVが1ポイントを獲得する結果となった。
続いてのゲームは、3ポイント先取制の「イントロクイズ」。本田康祐のファインプレーが続くが、最終的には答えを出すのに時間がかかっていた佐野文哉にQWVが勝利して7曲目を選ぶ権利を得た。8曲目を決めるのは「ペンライトアップ対決」。OWVとQWVの代表者が1人ずつお題と数字を言い、そのお題に沿って上がったペンライトの数が近いほうが勝ちとなる。QWVが出したのは「今日いるQWVの中で、佐野文哉のファンは何人か?」というお題と、「1500人」という数字。OWVの代表者の佐野は「自分の親族の中で文哉という名前がいる人は何人か?」というお題と「20人」という数字を出したが、QWVが一斉に結託してみんなでペンライトを掲げて見事に勝利した。
次なるゲームは「カンカンカン対決」。OWVのライブでは「PARTY」の「カンカンカン」という音で浦野が毎回異なる出し物を行っているが、このゲームでは浦野と本田がループする“PARTY浦野タイム”で次々とポーズを披露していく。QWVは浦野と本田のどちらがネタを切らさずにPARTY浦野タイムを続けられるかを予想して当てるというゲームだ。QWVはこれまでPARTY浦野タイムを積み重ね、熟練の技を持つ浦野にベット。浦野は観客の期待に応えて余裕の表情で本田にレベルの違いを見せつけ、9曲目を決める権利をQWVに与えた。最後のゲームはビハインド映像をもとにした4択クイズ「ビハインド映像クイズ」。OWVとQWVが2ポイントずつ取って同点となったが、ラストゲームということでOWVがQWVに10曲目の選択権を譲る形となった。
みんなで生み出した一夜限りのセットリスト
ゲーム対決の結果、OWVが2曲、QWVが8曲を決定。OWVは自分たちでセレクトした「UBA UBA」を皮切りに、この日限りの特別なセットリストでライブを繰り広げた。QWVから人気が高く、真っ先に選ばれたのは約3年ぶりの披露となる「DARK STAR」。ドープな空気が漂うラップナンバーでオーディエンスを喜ばせたあと、メンバーは和楽器を取り入れたナンバー「SLEEPLESS TOWN」をダイナミックに歌い踊った。
以降はすべてQWVが選んだ楽曲。「YOU ARE THE ONE」ではまっすぐな恋心をメンバーが美しい歌声で表現した。さらに4人は切なさに満ちたミディアムナンバー「Scattered」を感傷的に歌い上げ、ドラマチックな世界観を生み出す。そして「So Picky」で会場のボルテージを一層高めた4人は、最後に「Ready Set Go」を情熱的にパフォーマンスしてステージをあとにした。
アンコールを求めてオーディエンスがOWVの名を呼び続けていると、「これよりOWVとの最終対決を始めます。皆さまの歓声に応じて照明の明るさが変わります」というアナウンスが流れる。再び登場した4人が「Here & Now」を歌い始めると、歓声の大きさによって照明はが眩しいほど明るくなったり暗くなったりと変動し続けた。ユニークな演出を経て、「ここは協力戦で最後を彩りましょう」という本田の言葉とともに最後に披露されたのは疾走感あふれるロックナンバー「LOVE BANDITZ」。OWVはオーディエンスと心をひとつにして盛り上がり、最愛のQWVとの対バンライブを終えた。
セットリスト
OWV「OWV LIVE TOUR 25-26 VERSUS」2025年1月15日 Zepp DiverCity(TOKYO)
01. Gamer
02. TRVCKSTVR
03. PARTY
04. UBA UBA
05. DARK STAR
06. SLEEPLESS TOWN
07. YOU ARE THE ONE
08. Scattered
09. So Picky
10. Ready Set Go
<アンコール>
11. Here & Now
12. LOVE BANDITZ
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Anisa Hossain @anisahossain112
@natalie_mu Amazing