Nissyが“発声なし”舞台挨拶、「やっと、やっと」届けられたライブ&ドキュメンタリー映画への思い明かす

2

67

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 15 38
  • 14 シェア

Nissy西島隆弘)のライブフィルム「Nissy Entertainment “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR “The Movie”」と、ドキュメンタリー「Nissy -Documentary Movie- “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR」の公開初日舞台挨拶が昨日12月23日に東京・ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で行われ、Nissyが登壇した。

Nissy

Nissy

高画質で見る

これらの映画は、Nissyによる2度目の全国6大ドームツアー「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」の模様を収めた作品。舞台挨拶の様子は全国の映画館72会場、各回約1万4000人のファンに向けて生中継された。Nissyは先日公表した声帯手術の治療中のため発声ができず、手元のスマートフォンに入力した文章をスクリーンに投影し、口笛での返事を交えながら対応。また本イベントにはMCとしてダンサーのkazuki(s**t kingz)とShow-heyも登壇した。

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」映画ポスタービジュアル ©Nissy Entertainment

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」映画ポスタービジュアル ©Nissy Entertainment [高画質で見る]

5万人の観客を前にする心境は「単純な感情ではない」

まずはライブフィルム上映後に登壇したNissyは「本当にやっとです。やっと、やっとなの。見てくれてうれしいです」と映画をファンに届けられた喜びを表現し「新鮮だね、しゃべれないのも。今はみなさんの顔を見て安堵しています」と笑顔を見せる。事前に寄せられたファンからの質問に答えるコーナーでは、「一番こだわった演出は?」という質問に対し「Rendezvous」の1番サビ前の噴水演出を挙げ、各セクションと合わせるタイミングがシビアだという苦労を明かした。

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR "The Movie"」「Nissy -Documentary Movie- "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」舞台挨拶の様子。

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR "The Movie"」「Nissy -Documentary Movie- "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」舞台挨拶の様子。 [高画質で見る]

さらにライブ中のファンの表情に言及。瞑想しているような顔を見かけると快感を覚えるという一方で、「冷静に見ている人がいると、ちょっと不安になる」と告白する。約5万人の観客を前にする心境については「正直、“楽しい”とか“景色がきれい”とか、そういう単純な感情ではない」と、さまざまな背景を持つ人々が一堂に会することへの並々ならぬ思いを語った。最後にNissyは「公開までたどり着けて本当によかったです。クリスマスや年末年始も、ぜひ映画館で楽しんでください」とメッセージを送った。

なんかさ、1300時間を2時間って伝わらん

続いてNissyはドキュメンタリーの上映前に行われた舞台挨拶にて、「撮る人と撮られる人との関係が成立していないとできない距離感で撮影していますので、その感覚で見てほしいなと思います」とこれから作品を観るファンへアピール。1300時間の密着映像を2時間に収めた本作について「なんかさ、1300時間を2時間って伝わらん」と言葉を打ち込み会場の笑いを誘った。6大ドームツアーで展開されたのは、パク・ミニョンを起用した幕間映像を含む映画のような世界観とパフォーマンスが融合したライブ。「ライブを作り始める前から映画にしようと考えていた?」と質問されると、ライブを観るために来場している人々を物語へ誘導するための過程や、ストーリーのわかりやすさの度合いへのこだわりに触れつつ「ライブ7、映画3みたいな感覚で作ってきましたかね」と打ち明けた。

左からShow-hey、Nissy、kazuki(s**t kingz)。

左からShow-hey、Nissy、kazuki(s**t kingz)。 [高画質で見る]

ファンの思いが伝わる瞬間を尋ねられると「ライブだと表情と空気感ですね。よく言っているんですけど、会場の雰囲気って場所によって違うんです。ステージに立てば分かります(笑)。それ以外だとSNSとかですかね」と回答。さらに「チームNissyをひと言で表すと?」との質問には「百花繚乱。多くの才能や個性、表現がステージで一気に花開くこと。各セッションの演出が気持ちよく繋がった時はくぅーーー!ってなりますね」と吐露した。

最後にNissyは「これからご覧になれる皆様、心より感謝いたします。いろんな私をご覧になられるかと思いますが、こんな感じで作っていたんだなーと、しみじみと感じていただけたらと思います。本当に見に来てくれてありがとう。その気持ちにLove you(ハート絵文字)」とコメントし、舞台挨拶を終えた。

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR "The Movie"」「Nissy -Documentary Movie- "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」舞台挨拶の様子。

「Nissy Entertainment "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR "The Movie"」「Nissy -Documentary Movie- "Re:10th Anniversary Final" BEST DOME TOUR」舞台挨拶の様子。 [高画質で見る]

ライブレポート
関連記事
関連記事

この記事の画像(全5件)

読者の反応

  • 2

よんだぶ 可視性制限中? @yondabu

Nissyが“発声なし”舞台挨拶、「やっと、やっと」届けられたライブ&ドキュメンタリー映画への思い明かす 最新ニュース - 音楽ナタリー https://t.co/hpfhHUBw4c

コメントを読む(2件)

Nissyの画像

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Nissy / 西島隆弘 / s**t kingz / Nissy Entertainment “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR “The Movie” / Nissy -Documentary Movie- “Re:10th Anniversary Final” BEST DOME TOUR の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。