「Hate Christmas」は、TOKYO世界がまったく共感できないと感じていたJ-POPとその楽曲世界と共鳴するようにきらめくクリスマスの光景が彼に与えた疎外感や孤独感を歌った1曲。ビートはライブDJを務めるHUGH THE KIDが手がけた。
TOKYO世界 コメント
「Hate Christmas」はクリスマスの時期に感じる特有の寂しさと切なさから生まれる妙な高揚感を表現した楽曲です。僕は昔から、所謂J-Popと呼ばれる楽曲がキラキラしててひとつも共感できないと感じでいたためとても苦手でした。それなのに、周りの人達はそれに強く共感して好んで聴いていたので、一層自分がおかしな人間なんだと思いこんでしまい自分からより遠ざけるようになりました。さらに、クリスマスに好きな人に振られた時に、その帰り道で見た幸せそうな男女や煌びやかな街の装飾、「今幸せじゃない人は人間じゃない」と言われているような気がするJ-Popの楽曲が当時の僕にひどい疎外感を与えました。いつもは色んなことを紛らわせてくれて、居場所をくれる僕の好きな音楽さえもその時は無力化されて、強い孤独感に苛まれました。でも、その時の孤独感や疎外感は冬の雰囲気と当時の思い出が入り混じり、どこか心地よく感じ、その独特な高揚感を曲にしました。
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音楽ナタリー @natalie_mu
TOKYO世界、クリスマスの孤独感を歌った新曲「Hate Christmas」リリース
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