2月19日、
このライブは氣志團の結成15周年記念シリーズ「完璧年間行事(パーフェクト・イヤーズ)」の一環として行われたもの。会場には多数のKISSESが集結し、氣志團ならではのサービス精神満載のステージを堪能した。
本編冒頭、メンバー6人はこの日初披露となる新デザインの学ランで登場。綾小路翔(Vo)は「今年は結成15周年のアニバーサリーイヤーです。俺たちはとにかくありがとうって言いたくて、みんながびっくりするようなことばかりブリバリぶっ飛ばしていくんでよろしく!」と、結成15周年の幕開けを高らかに宣言した。
途中では微熱DANJIの3人による寸劇「おねえさんといっしょ」も披露された。このコーナーは人気幼児番組のパロディで、3人がうたのおねえさんとおにいさん、体操のおにいさんに扮し、名曲の数々を替え歌で歌いあげる。最後は氣志團の早乙女光(Dance & Scream)、西園寺瞳(G)、星グランマニエ(G)、白鳥松竹梅(B)、白鳥雪之丞(Dr)がドリフターズ風の法被姿で「五匹の子豚とチャールストン」の替え歌「五匹のおバカとチャールストン」を披露し、会場を大いに沸かせた。
その後のMCでは綾小路がKISSESに向けて重大発表を行った。「みんなに恩返しをしたいなと思って、4月にアルバムを出します! タイトルは『日本人』です」「9月には氣志團万博をやります!」と発表されると、客席からは大歓声が沸き起こった。狂喜する観客を前に綾小路は「俺が間違いなくカッコいいと思う日本のロックバンドをみんな千葉に連れていくよ! ブッキングも何もないよ、これから直で行くから」「まずはこの2本の柱で、2012年突っ走るから応援よろしく!」と熱く語っていた。
本編後半では「BABY BABY BABY」「俺たちには土曜日しかない」などアッパーチューンを連発し、オーディエンスをさらに盛り上げる。ラストは「MY WAY」で締めくくられた。
アンコールを求める手拍子が会場に響く中、COMPLEX「BE MY BABY」のイントロが始まるとKISSESは再び大興奮。ステージに登場したメンバーは
曲が終わると綾小路も興奮した表情で「ロックの歴史上に、未だかつてこんなことがあったでしょうか。本物に限りなく近づいたニセモノです!(笑)」と話す。そして「俺たちはたかだか15年だけど、布袋さんはもうデビュー30周年、そして2月1日に50歳のお誕生日を迎えられました!」と紹介し、布袋のために用意したバースデーケーキを運びこんだ。
会場の全員で布袋をお祝いした後は、彼のデビュー30周年記念アルバム「ALL TIME SUPER GUEST」にて氣志團とコラボレーションしたナンバー「DIVING WITH MY CAR」、さらに氣志團の「One Night Carnival」を披露。綾小路は感極まって、歌詞を「今だけは布袋さんのギターだけを聴いていたい!」と変えて熱唱する。間奏でのKISSES全員の大合唱が終わると、綾小路は布袋を振り返り「布袋さん、これが俺たちの仲間です」とうれしそうに紹介していた。
全員で手をつないでオーディエンスに挨拶し、客席が暗転した後はあの名番組の人気曲「さよならマーチ」が流れる。氣志團のメンバー全員と微熱DANJI、バックダンサーが勢ぞろいして笑顔で合唱し、うたのおにいさんに扮した綾小路が「氣志團ファミリーコンサート、ありがとうございました!」とさわやかに挨拶して、初のNHKホール単独公演の幕が閉じられた。
このライブでリリースが発表されたアルバム「日本人」は、4月25日に発売が決定。2DVD付き仕様では、2011年1月に行われたさいたまスーパーアリーナ公演のバックステージドキュメントや、今年1月開催の千葉LOOKでのスペシャルイベントの模様などが楽しめる。
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- MIDNIGHT SPECIAL THE KNIGHTS KISHIDAN FROM ROUTE 127 OF FAIRIES.
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この時が2012年2月か…。早いもんだなあ。
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