菊池風磨の教えを守って
「ひと夏の共犯者」はテレ東とアミューズクリエイティブスタジオが共同制作したWebマンガが原作のラブサスペンス。大学3年生の主人公・岩井巧巳が推しのアイドル・片桐澪との夢のような同居生活を送るうちに、澪の中にはもう1つの人格・眞希がいることに気が付く。巧巳は裏の顔である眞希に惹かれるようになり、彼女のためにすべてを捧げ共犯となる道を選ぶ。
橋本にとって「ひと夏の共犯者」は連続ドラマ初出演にして初主演作。巧巳役の橋本は出演が決まったときの心境について「急にマネージャーさんに呼び出されて、最初は怒られるかと思ってたんですけど、このドラマのお話だったのですごくうれしかったです。まさか主演でやらせていただけるとは思わなくて、幸せだな、恵まれているな、ありがたいことだなと思いました。timeleszのメンバーからは『おめでとう』と言ってもらいました。(菊池)風磨くんからは『台本は現場で開かない』というアドバイスをもらって、まだ一度も開いてないです」と明かし、アイドルを推す側の巧巳という役に関して「客席側から観る景色もすごくきれいで、新鮮な気持ちになりました。普段応援してくれるファンの方の気持ちがよりわかったような気がします」とまっすぐな目で語った。
◯◯と◯◯がくっつくのはアイドルあるある?
AMELというアイドルグループのメンバー・MIOを演じる恒松は「もともと子供の頃にバレエとダンスをやっていて、ひさびさに踊るのが楽しくて」と笑顔を見せ、「ずっと笑いながら歌っていると、曲の1番が終わったときあたりに前歯と上唇がくっついちゃうんですよ。共演者の上原あまねちゃんがもともとアイドルをやっていた子なので、『これってアイドルあるあるなの? どうやって解決するの?』と聞いたら、後ろを向いているときにここ(歯と唇の間)を舐めて口が閉じられるようになるとアドバイスをもらいました」とアイドルを演じる苦労を、元PiXMiXのメンバーだった上原とのやりとりを交えて明るく話す。すると隣の橋本は「すごく勉強になります。まだ、くっついたことはないですね」と真面目にリアクションした。
主題歌は歌い出しとラストサビ前に注目
恒松が演じる澪と眞希のどちらがタイプかという質問になると、橋本は悩みながら「どちらも素敵なので選べないんですけど、僕はギャップにすごく弱いので、どっちかと言ったら眞希かもしれないですね。普段はクールで妖艶な空気をまとってる方ですけど、遊んでるときのうれしそうな顔を見たときにキュンとするんじゃないかな」とコメント。そして恒松との共演シーンを思い返しながら、「巧巳と眞希が初対面するシーンはひりついた感覚になったのを鮮明に覚えてますね。恒松さんと川遊びをしたシーンは楽しかったです」と声を弾ませ、恒松も「シリアスなシーンがすごく多いんですけど、その中でも浴衣で夏祭りに行くシーンとか川遊びのシーンがあって。夏祭りでは金魚を絶対にすくわなきゃいけないテイクがあって、ギリギリ本番ですくえたのがうれしかったですね」と印象的なシーンを楽しげに話した。
timeleszとして主題歌も担当する橋本は新曲「Limited Nights」について「ツヤがあって、ひと夏のはかなさだったり葛藤だったりがイメージされている曲だなと思いました。歌謡曲チックな曲調になっていて、僕も好きです。歌い出しとラストサビの前を僕が歌っているので、そこも聴いてもらえたらと思います(笑)」と紹介。この曲を聴いた恒松は「1回聴いたらサビを覚えてしまうくらいキャッチーで耳に残りました。歌い出しは印象的なのでそこも素敵だと思います」とさりげなく橋本のパートを褒め称えた。
じゃんけんを一番楽しんでる
続いて、本作のストーリーにちなんで「二つの顔チェック! ~表と裏の私たち~」と題したフリップトークがスタート。司会者からテーマが読み上げられると、橋本と恒松は「イェーイ!」と企画を盛り上げる。表と裏の顔に関する話題では、橋本が「外見でクールと言われることが多いんですけど、楽しいことがホントに好きなんですよね。timeleszにいると、じゃんけん1つで盛り上がれて、その中でも一番楽しんでるのは僕なんじゃないかと思います」と誇らしげに語り、「メンバーからは『全然クールじゃない、言葉を選ばずに言うとバカだよね』って言われますね。僕はバカだと思ってないんですけど」と少し不満げな表情を見せた。そんな橋本の現場での様子について、恒松が「物静かな方なのかなと思ってました。でも、現場ではいろんな方とお話されていて、しゃべってないところは見たことがないです」と言うと、橋本は「ホントですか?」と目を丸くした。
一方、橋本は「恒松さんが現場にいると明るくなります。意外と子供っぽいところもあって、素敵だなと思いました。扇風機の前で『アー』って宇宙人みたいな声を出していました(笑)」と恒松の意外な素顔を明かす。また自身と巧巳との違いについて、橋本が「役では冷静を装えるけど、自分は冷静を装えないです。僕は顔に出ちゃいますね」と言うと、恒松は「装えなさそう……自己分析が完璧だなと思います」と反応した。
恒松さん、いつも助かってます
ドラマの撮影は田舎で行われ、虫が多く発生したそう。子供の頃から虫に触れる機会が多かった恒松は「橋本さんはずっと叫んでらっしゃるので、私が退治しに回っております」ときりっとした表情に。そんな橋本は「アブをビンの中に入れて逃がしてあげていたんですよ。慣れた手つきでした。いつも助かってます。ひと現場に1人・恒松さんがいたら虫の多い撮影は乗り切れるんじゃないかなと思います」と恒松の頼もしい姿を称えた。
巧巳が心の傷を癒やすために田舎を訪れる「ひと夏の共犯者」のストーリーにちなんで、「自分にとって癒やしは?」という質問になると、橋本はtimeleszに触れながら「メンバーとどこか旅行に行きたいですね。バーベキューをして、温泉にも行きたいです。あと、サウナにいるときは癒やされますね」と穏やかな表情に。最後に橋本は「この作品に真心を込めて向き合っています。すごく楽しいけど、どこかはかない、そんな夏を皆さんに届けられたらと思ってます」と改めてドラマをアピールした。
「ひと夏の共犯者」初回の番組情報
放送日時
テレ東系 2025年10月3日(金)24:12~
※以降毎週金曜日24:12~24:42
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#timelesz #橋本将生 、初主演ドラマ「 #ひと夏の共犯者 」で菊池風磨の教えを忠実に守る - 音楽ナタリー
「ひと夏の共犯者」
テレ東系
2025年10月3日(金)24:12~
※以降毎週金曜日24:12~24:42
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