金原ひとみが東京・歌舞伎町を舞台に描いた同名小説を原作とした「ミーツ・ザ・ワールド」は、劇中に登場するマンガ「ミート・イズ・マイン」に夢中な27歳の主人公・杉咲花扮する由嘉里が、歌舞伎町で南琴奈演じるキャバクラ嬢のライとの出会いを通じて由嘉里が“新たな世界”の扉を開くさまを描いた作品。金原の著書の映画化は2008年公開の「蛇にピアス」以来17年ぶりとなる。
松居監督と親交の深いクリープハイプは、これまでに松居監督作品の主題歌を多く担当してきているが実写映画での劇伴を手がけるのは本作が初となる。クリープハイプは、作業について「色んな人が交錯する歌舞伎町の景色に向き合い、このシーンから聴こえてくる音楽は何なのかと探す日々」と述懐している。同じくクリープハイプが務める主題歌「だからなんだって話」に対して、松居は「間違いなくクリープの歌で、間違いなく『ミーツ・ザ・ワールド』の歌でした」と太鼓判を押している。
これらの発表と併せて、本作の追加キャストも明らかになった。由嘉里の同僚役を
「ミーツ・ザ・ワールド」のムビチケカード通常版は8月1日より発売中。歌舞伎町での由嘉里の日常を切り取ったポストカードセットがもらえる。またテレ東本舗。で本日販売がスタートしたムビチケカード限定版には、由嘉里が愛するマンガ「ミート・イズ・マイン」の“推しカプ”が描かれたアクリルスタンドキーホルダーが付属する。
クリープハイプ コメント
この度、映画「ミーツ・ザ・ワールド」の主題歌、劇伴音楽をつとめさせて頂きました。送っていただいた映像を見て、歌舞伎町で由嘉里がライと出会い、不安や希望、焦りや期待、いろんな感情をないまぜにしながら、たくさんの出会いを通じて、新しい世界が広がっていく様子を音楽で表現したいと思いました。
はじめての実写映画での劇伴作業は、そこに映る繊細な表情、声のトーンや息づかい、色んな人が交錯する歌舞伎町の景色に向き合い、このシーンから聴こえてくる音楽は何なのかと探す日々で、苦悩もありましたがとても新鮮で忘れられないものになりました。
松居大悟(監督)コメント
「クリープハイプに映画音楽をお願いしませんか?」とプロデューサーの深瀬さんから提案された時は驚きました。これまで彼らの音楽に物語で寄り添ってきましたが、金原ひとみさんの物語にクリープハイプが寄り添ったら素敵だろうと思っていたし、何より映画的な理解がある。音楽だけやってくれるのかい、主題歌はどうしようかねぇ、など話しながら音楽制作を進めていたら、「だからなんだって話」という歌が送られてきて。間違いなくクリープの歌で、間違いなく「ミーツ・ザ・ワールド」の歌でした。
脚本は、ずっとご一緒したかった「くによし組」の國吉咲貴さんと制作して、由嘉里が出会う人々には様々な世界の素敵な方々が参加してくれました。
劇中で出てくるアニメ「ミート・イズ・マイン」はもはや一つのアニメシリーズを作るような座組で、そこから二次創作するチームが更に愛を広げてくださって。すべての制作の段階で、沢山の方々が愛情を教えてくれました。
映画で人を救えるなんて思えないけれど、この映画が少しでも明日の支えになったらいいなと思います。
れんこんメリケンサック @Renc_on
主題歌と劇伴はクリープハイプだし、ねえやんも出るらしい https://t.co/xWLPRz0uHi