おおくぼけいと建築が初のミニアルバム発売、頭脳警察PANTAと歌詞を共作した楽曲も収録

2025年7月12日 21:00 164 11 音楽ナタリー編集部

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アーバンギャルドのおおくぼけいが率いるバンド・おおくぼけいと建築の初となるミニアルバム「建築計画」が8月6日にリリースされる。

アーバンギャルドとは？

“トラウマテクノポップ”をコンセプトに掲げるバンド。詩や演劇などの活動をしていた松永天馬（Vo）を中心に結成され、2007年にシャンソン歌手だった浜崎容子（Vo）が加入した。2009年3月に初の全国流通アルバム「少女は二度死ぬ」を発表。ガーリーかつ病的な世界観を徹底的に貫き、多くのリスナーから共感を集める。2011年7月にはシングル「スカート革命」でメジャーデビューし、2014年から東京・TSUTAYA O-EASTを舞台にした主催イベント「鬱フェス」を毎年開催している。2018年4月にはCDデビュー10周年を記念したアルバム「少女フィクション」をリリースし、同月に東京・中野サンプラザホールでデビュー10周年記念ライブ「アーバンギャルドのディストピア2018『KEKKON SHIKI』」を成功させた。2019年4月からは、松永、浜崎、おおくぼけい（Key）の3人編成で活動中。2020年1月1日に現体制での初のアルバム「TOKYOPOP」をリリースした。

おおくぼけいと建築「建築計画」ジャケット

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おおくぼけいと建築は、ダンサブルな変拍子を追求したプログレッシブなバンド。初のミニアルバムには2023年に死去した頭脳警察のPANTAと歌詞を共作した「カナリア」や、おおくぼのソロアルバムの収録曲「20世紀のように」のセルフカバーなど5曲が収録される。おおくぼのボーカルによる作品のリリースはこれが初。おおくぼのほか、蔵田みどり（Vo, Voice）、竹内理恵（Sax）、鈴木和美（Fl）、日比彩湖（Marimba）、カワコウ（G）、ダディー直樹（B）、なかじまはじめ（Dr）が参加しており、マルチプレイヤー竹内による緻密なホーンアレンジにも注目だ。

おおくぼけいコメント

2017年に初のソロアルバムをリリースしてから8年。インスト作品は多数発表してきましたが、久しぶりの歌ものになります。前作20世紀のようにをライブで演奏する為に集めたメンバーに色々とお力添えいただき、「おおくぼけいと建築」という一つのバンドとしてアルバムを制作しました。
おおくぼけいとしての初の歌唱による音源でもあります。
おおくぼけい、そしてメンバー「建築」の新しい門出となる作品。是非ともお聞きください。