牛尾憲輔初のアーティストブック発売、石野卓球との対談やピエール瀧とゲーセンミカドに行く特別企画も

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牛尾憲輔の劇伴作家活動10周年を記念した初のアーティストブック「定本」が2月27日に発売される。

agraphとは?

牛尾憲輔のソロユニット。牛尾は2003年よりテクニカルエンジニアとして石野卓球、電気グルーヴ、RYUKYUDISKO、DISCO TWINSの音源制作やライブをサポート。2007年に石野卓球主宰レーベル・platikから発表されたコンピレーションアルバム「GATHERING TRAXX VOL.1」にkensuke ushio名義で参加し、2008年にはagraph名義として初のソロアルバム「a day, phases」を、2011年には2ndアルバム「equal」をリリースした。その一方でナカコー、フルカワミキ、田渕ひさ子とともにLAMAを、ミト(クラムボン)とアニソンDJユニット2 ANIMEny DJsを始動させたほか、CMやアニメ作品などに楽曲を提供するなど多方面で活躍。2014年4月には「ピンポン THE ANIMATION」で初めて劇伴を担当した。2016年2月に3rdアルバム「the shader」を完成させ、同年9月には映画「聲の形」の劇伴を担当。2018年にはNETFLIX「DEVILMAN crybaby」、映画「サニー/32」、映画「リズと青い鳥」、映画「モリのいる場所」の劇伴を担当した。2020年にはNETFLIX「日本沈没2020」の劇伴が大きな反響を呼び、全米でもCDが発売、配信される。2022年1月には、音楽を担当したテレビアニメ「平家物語」が放送開始。さらにはテレビアニメ「チェンソーマン」の音楽担当を務める。2025年9月公開の劇場版「チェンソーマン レゼ篇」でも音楽を担当した。ほかにもNHK連続テレビ小説「ばけばけ」の音楽など、その活躍は多岐にわたる。

牛尾憲輔

牛尾憲輔 [拡大]

左から牛尾憲輔、石野卓球(電気グルーヴ)。

左から牛尾憲輔、石野卓球(電気グルーヴ)。 [拡大]

定本

定本
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石野卓球電気グルーヴ)との出会いをきっかけに音楽活動をスタートさせた牛尾。2008年12月にソロユニット・agraphとしてデビューし、2014にはテレビアニメ「ピンポン」で初めて劇伴を手がけた。

特別企画「ピエール瀧(電気グルーヴ)&牛尾憲輔、高田馬場ゲーセンミカドへ行く」より。

特別企画「ピエール瀧(電気グルーヴ)&牛尾憲輔、高田馬場ゲーセンミカドへ行く」より。 [拡大]

本書には牛尾が自身の生い立ちや現状を語ったロングインタビューを掲載。また卓球をはじめ、アニメーターの山田尚子、アニメーション監督の湯浅政明、脚本家の佐藤大といった牛尾とゆかりの深い人物との対談や、砂原良徳、永井聖一(相対性理論)、中村弘二、ミト(クラムボン)、JC(ミランレコード)、吉田玲子、大塚学、新宅洋平といった面々に「音楽家・牛尾憲輔の魅力」を聞いたインタビュー、さらにピエール瀧(電気グルーヴ)と牛尾が高田馬場の「ゲーセンミカド」に行くという特別企画も収められる。

このほか高野文子魚豊タカノンノJUN INAGAWAが描いたマンガ・イラストや、沖田修一風間太樹、白井嘉一郎、中村伸一による寄稿、佐々木敦、柴那典、北出栞、灰街令、宮昌太朗による論考も掲載される。なおQJストアでは、未掲載のアザーカットや取材裏話などが掲載予定のブックレット「定本Bootleg」(仮)とオリジナルしおりが付属する限定版が販売される。

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