上海公演は11月1、2日の2DAYSにわたって開催。当初2日公演のみが告知されていたが、チケットが1分で完売したからこの2公演となった。その2日目の公演では同会場における海外アーティストの歴代観客動員数を更新するという快挙を成し遂げた。上海メルセデス・ベンツアリーナは、2010年の上海万博で開業して以来、テイラー・スウィフト、アリアナ・グランデ、ブルーノ・マーズ、ジャスティン・ビーバーといった欧米のトップアーティストをはじめ、J-POP、K-POPの名だたるアーティストがパフォーマンスしてきた世界的にも著名な会場。浜崎は同会場で日本人アーティストとして初めてのセンターステージでライブを行い、“アジアの歌姫”と呼ばれるにふさわしい人気を見せつけた。
中国で16年ぶりの公演ということで、浜崎はヒット曲の数々を惜しげもなく披露。「Voyage」「Dearest」「SEASONS」など、日本国内で近年披露していない楽曲を含むベストセレクションとも言える豪華なセットリストで2時間半のパフォーマンスを繰り広げ、集まったオーディエンスを魅了した。またアジアの楽器をふんだんに使ったアレンジや、中国伝統芸能へのリスペクトを感じさせる演出を盛り込みつつ、艷やかなチャイナドレスや巨大ドレスなど8回におよぶ衣装チェンジ、さらに「M」では50メートルのロングベール演出の中国での初披露など、「I am ayu」というタイトルにぴったりの、浜崎あゆみワールドがたっぷり詰まったエンタテインメントショーが展開された。
特に中国で最も人気のある「MY ALL」がアンコールの終わりに披露された際には、センターステージを取り囲む全方位のオーディエンスが立ち上がり、場内は大きく盛り上がる。浜崎は落ちサビで「C'mon Shanghai!」とファンに呼びかけ、日本語詞の大合唱を誘う。そんな中、浜崎が中国語でラストサビを歌唱し始めると、会場全体から割れんばかりの大歓声が巻き起こった。
なお浜崎はライブ中、日本語と英語を織り交ぜながら「今日、ここに来てくれてありがとう」「今日、ここに私たちを来させてくれてありがとう」と現地ファンに感謝を繰り返し伝えた。終演後、中国のSNSでは「さすがアジアナンバーワンのayu」「セットリストは神でした。まるで2007年頃に戻ったような、自分の青春だった」「ステージ演出はとてもよかった。中国ならではのセットでayuの誠意を感じる」「美しい。40代でこの体力、美しさ、素晴らしい」「『M』の衣装が最高、泣いた」といった熱いコメントがあふれた。
浜崎は11月9日に中国・成都公演を開催。その後の日程も随時発表される予定となっている。日本では12月30、31日に浜崎とファンにとって“聖地”とも言える東京・国立代々木競技場第一体育館でのカウントダウンライブが行われる。
アジアツアー「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2024 A ~I am ayu~」
2024年11月9日(土)中国・成都 東安湖体育公園
カウントダウンライブ「ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2024-2025 A ~I am ayu~」
2024年12月30日(月)東京都 国立代々木競技場第一体育館
2024年12月31日(火)東京都 国立代々木競技場第一体育館
樋口 季一郎 ソ連(ロシア)から、北海道を救った🇯🇵国士🙇🏻♀️🙇♂️🙇🏻♀️ @R6BTuxYEfb96385
“アジアの歌姫”浜崎あゆみ、中国・上海でテイラー・スウィフト超えの観客動員数を記録
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