「汽笛モノローグ」はokkaaaにとって約2年10カ月ぶりにリリースするアルバム。2022年より発表してきたシングル5曲に、新曲8曲、リテイク1曲を加えた全14曲で構成される。「汽笛」と「モノローグ」を組み合わせたタイトルは、「社会の問題、個人の問題と向き合った時に鳴るサイレンは、自らの成長や前進を促す船の『汽笛』であってほしい」という願いからつけられた。音楽だけでなく小説という形でも自身の楽曲を表現しているほか、ライターとして文章を発信している彼の歌詞にも注目を。
okkaaa コメント
社会のサイレンは、自分を前に進めるための、船の汽笛のような音であって欲しい。
社会的な問題への自意識はどこからやってくるのか。それは、日々の生活の様々な痛ましいニュースに触れたからかもしれないし、知人がSNSで声をあげているのを知った時からかもしれない。そういった問題意識に触れて、自意識が芽生えた時、僕は、自分のなかでサイレンが鳴って、そこからモノローグが始まる。そして、そのサイレンは緊急事態を知らせるようなサイレンではなく、自分の身を前に進める船の「汽笛」のようなサイレンであって欲しい。そして、この「汽笛」は至るところにある気がする。願いや祈りから出発する「汽笛」は、余裕がなくて世界を見渡す心がない時、誰かの「汽笛」は聞こえなくなってしまう。そして何より、自分の出発の汽笛を鳴らすのは自分自身なのだ。「汽笛」が鳴ってからモノローグする「汽笛モノローグ」が日々この時代を生きて行く上で重要なテーマとしてすべての人に掲げたい。
okkaaa「汽笛モノローグ」収録曲
・汽笛モノローグ
・CALL MY NAME
・(灰色の)青春
・愛のデタッチメント
・surfing love
・エスオーエス
・ホットワイン
ほか全14曲収録
リンク
音楽ナタリー @natalie_mu
okkaaa、ニューアルバム「汽笛モノローグ」リリース(コメントあり)
https://t.co/oZrerJ0LKf
#okkaaa