本作はバンドサウンドの前作「ワイチャイ」から一転してシンプルな歌をメインに構成されており、ギターを軸にした歌、シンセサイザーやピアノを軸とした歌、ほぼ語りのような歌など、前野が演奏、録音、アレンジをすべて1人で行った全13曲を収録。2009年発売の2ndアルバム「さみしいだけ」以来、約15年ぶりの完全1人多重録音アルバムであり、カバージャケットも前野が撮影した。
花、人間、蝉、祭り、喫茶店でうたた寝する店のママ、居酒屋の大将、レース後の競輪場の夕焼け、ぬるくなったビールなど、心が動いた風景・情景をスケッチ、あるいは写真を撮るように淡々と記録した作品となっており、前野は「夏の歌が沢山入っているので、夏に発売が間に合ってよかったです。1人でドラムを叩いたり、ピアノを弾いたり、色々やってみましたが、録れたのはただの『歌』だったような気がしています」とコメントしている。なお本作について配信は予定されていない。
前野健太 コメント
1年ほど前から、次のアルバム名は「営業中」にしようと決めていました。
夏の歌が沢山入っているので、夏に発売が間に合ってよかったです。
1人でドラムを叩いたり、ピアノを弾いたり、色々やってみましたが、
録れたのはただの「歌」だったような気がしています。
ご縁があったら、よろしくお願いします。
前野健太「営業中」収録曲
01. 寝ながらメガネ
02. 言葉たちよ
03. マイ・フォーション
04. ながた屋の大将
05. スウェットにサンダル
06. いのちのよろこび
07. ニュースはゴメン!
08. バス停のにのうで
09. サルスベリの花
10. さよならは言わない
11. 朝霞台
12. 営業中
13. 温泉町の恋
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Maeno Kenta's 8th album "Eigyochu" will be released on CD on July 31. 🎶 #前野健太
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