毎年恒例のくるりによる開催宣言終了後、トップを飾ったのは京都音博3度目のライブとなる小田和正。2曲目の「恋は大騒ぎ」では岸田繁、佐藤征史、田中佑司のくるりメンバー3人と
続いては、くるりと同じ京都出身で自身もフェス「京都大作戦」を主催している
3番手は2度目の「京都音博」となる
「京都音博」初登場のフジファブリックのライブは、まず「MUSIC」からスタート。途中でサポートドラム&パーカッションとしてBOBOが登場。人気曲「虹」を披露し、ラストには9月21日にリリースされたアルバム「STAR」から「ECHO」が演奏された。
細野晴臣は高田漣をサポートに迎えたシンプルな編成で登場。セットリストを1曲飛ばしてしまうというハプニングもありつつ、会場は彼の独自の世界観に包み込まれた。後半はくるりのメンバーとBOBOをステージに呼び込み、岸田の強い要望で選曲されたという「Roochoo Gumbo」をセッションした。
今回唯一の海外からの参加となったマイア・ヒラサワは「京都でライブは初めて」というMCからスタート。少し涼しくなってきた会場に美しい歌声が響き渡った。その後、彼女は花王「エッセンシャル」のCMでもオンエアされている「It Doesn't Stop」など8曲を歌唱。ヒット曲「Boom!」では観客の手拍子が会場に響き渡り、ピースフルな雰囲気でライブは終了した。
梅小路公園が夕焼けに染まる頃に、いよいよトリのくるりが登場。サポートメンバーにBOBOと高田漣を迎え、イベントが5周年を迎えたことの感謝の気持ちを込めて熱いパフォーマンスを繰り広げた。最後の曲「リバー」では、この日に出演したTAKUMA(10-FEET)、フジファブリック、マイア・ヒラサワ、斉藤和義を迎えてセッションを展開。鳴り止まない歓声と拍手の中で、5年目の「京都音博」は幕を閉じた。
9月23日 京都・梅小路公園芝生広場「京都音楽博覧会2011」セットリスト
小田和正
01. 東京の空
02. 恋は大騒ぎ(w/岸田繁、佐藤征史、田中佑司、山内総一郎、BOBO)
03. 風をあつめて(w/岸田繁、佐藤征史、田中佑司、山内総一郎、BOBO、細野晴臣)
04. たしかなこと
10-FEET
01. SHOES
02. RIVER
03. LOODY(w/つじあやの)
04. recollection(w/つじあやの)
05. 1.sec
石川さゆり
01. ウイスキーがお好きでしょ
02. 津軽海峡・冬景色
03. 緑のふるさと
04. 転がる石
05. 天城越え
06. 朝花
フジファブリック
01. MUSIC
02. STAR
03. 水飴と綿飴
04. 虹
05. ECHO
細野晴臣
01. 恋は桃色
02. Ramona
03. Radio Activity
04. Lonesome Road Movie
05. Hong Kong Blues
06. Roochoo Gumbo(w/くるり)
マイア・ヒラサワ
01. The Wrong Way
02. HUSH NOW
03. 太陽
04. It Doesn't Stop
05. Fragile
06. 丘の上で
07. Star Again
08. Boom!
斉藤和義
01. アゲハ
02. 空に星が綺麗
03. ウサギとカメ
04. ずっと好きだった
05. ずっとウソだった
06. 歌うたいのバラッド
くるり
01. 奇跡
02. 旅の途中
03. 砂の星
04. BABY I LOVE YOU
05. 京都の大学生
06. いっぽ
07. バンドワゴン
08. おはら節
09. ブレーメン
10. 宿はなし
11. リバー(w/TAKUMA、フジファブリック、細野晴臣、マイア・ヒラサワ、斉藤和義)
※記事初出時、セットリストの一部に誤字がありました。訂正してお詫びいたします。
リンク
- 京都音楽博覧会 2011 IN 梅小路公園
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かとねこ🐱 @IzBRapxWatCPx9F
前回、京都音博で見たのは、STARがリリースされてすぐのころで。とても素敵なフェス、また行きたいな……😢🚂
5周年に感謝!くるり主催「京都音博」で豪華セッション続々 https://t.co/AimJTBAhZz