凛として時雨、ガールズイベントにシークレットで登場

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昨日9月13日に東京・新代田FEVERにてライブイベント「シークレットGirl」が開催され、赤い公園、榎本くるみHAPPY BIRTHDAYの3組に加え、シークレットゲストとして凛として時雨が登場した。

凛として時雨(撮影:太田好治)

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榎本くるみ(撮影:西槇太一)

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HAPPY BIRTHDAY (撮影:西槇太一)

HAPPY BIRTHDAY (撮影:西槇太一)

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赤い公園(撮影:Remi Hasegawa)

赤い公園(撮影:Remi Hasegawa)

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個性豊かな女性アーティスト揃いということもあって、この日の観客は男性が多め。トップバッターの赤い公園が現れると歓声と拍手が発生する。そして、佐藤千明(Vo, Key)の「赤い公園です。よろしくお願いします」という丁寧な挨拶を口火にライブはスタートした。

1曲目から激しくエモーショナルなボーカルと、轟音がフロアを支配していく。荒々しくも憂いを帯びたサウンドと、存在感を感じさせるプレイにオーディエンスは圧倒されっぱなし。ラストナンバー「ふやける」のクライマックスでは、4人が暴れまくり、鮮烈な印象を観客に刻み付けた。

続くHAPPY BIRTHDAYは、ガールズパワー全開のチャーミングなステージを展開。この日も、最近のライブで定番となっているサポートベースとギターを迎えた4人編成でステージに立った。

きさ(Vo, G)は「一生懸命歌います」とあどけない声で宣言するとライブの定番曲「秘密のじかん」などを、あっこ(Dr)のパワフルなドラムに乗せて熱唱。「こころの王様」を歌う前には「10月26日にメジャーデビューすることになりまして。明るい曲も作れるようになりました」と明かし、突き抜けるような歌声を響かせた。最後はHAPPY BIRTHDAY流の音楽へのラブソング「しゃかいのごみのうた」を涙声混じりに歌い上げ、大きな拍手を浴びていた。

3番手の榎本くるみは、キーボーディストと2人だけのシンプルなステージを披露。滑らかなピアノの音色に乗せて「冒険彗星」や「エメラルド」を伸びやかな声で歌い上げ、情感豊かな楽曲の世界を伝えていく。観客はその声を聴き逃すまいと、じっと耳を傾けていた。

MCでは「今日は素敵なロックバンドが出るイベントに呼んでいただきありがとうございます。私のあとにスペシャルシークレットゲストが出ますんで、最後まで楽しんでいってくださいね」と微笑みながら語りかけ、自身もイベントを堪能している様子をみせた。

シークレットゲストの登場前にはステージがカーテンで覆われ、神妙な空気が漂う。そしてSEにあわせて会場が暗転すると、凛として時雨の3人が颯爽と登場した。序盤はテンポを落とし、重厚なアンサンブルで観客をその世界観へと誘っていた3人だが、2曲目以降はフルスロットル状態に。TK(Vo, G)と345(B, Vo)のツインボーカルの掛け合いが肝となる楽曲が次々と演奏され、フロアの熱気がぐんぐん上昇していく。中でもキラーチューン「DISCO FRIGHT」は、イントロから歓声があがるほどの盛り上がりをみせた。

激しいプレイの一方で、TKは「凛として時雨というバンドをやってます」とはにかみながら挨拶。誠実なキャラクターを伺わせる発言で会場を和ませていく。合間に新曲を挟み込みつつ、「Telecastic fake show」「感覚UFO」の2曲を畳み掛ける後半の展開にオーディエンスの興奮はさらにヒートアップ。最後はピエール中野(Dr)の猛るドラミングと、TKの絶叫の応酬がフロアにこだまする中でこの日のイベントは締められた。

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ピエール中野 凛として時雨 ピヤホン監修 @Pinakano

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