Cocco主演映画がベネチア映画祭で2冠達成の快挙

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Coccoが主演する塚本晋也監督映画「KOTOKO」が、「第68回ベネチア国際映画祭」においてオリゾンティ部門グランプリ(最優秀作品賞)とシルバーマウス大賞をダブル受賞した。

映画「KOTOKO」のワンシーン。

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映画「KOTOKO」のワンシーン。

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グランプリを獲得したオリゾンティ部門は、メインコンペ作品を上回る斬新性と先鋭性のある作品を集めたコンペティション部門。 一方シルバーマウス受賞となった併設部門の「ゴールデンマウス」は、イタリアの映画WEBサイトの評論家によって選ばれる投票部門で、ゴールデンマウス大賞はメインコンペ出品作、シルバーマウス大賞はメインコンペ以外のベネチア映画祭出品作が候補となった。

この受賞に関して、Coccoは「協力してくれた家族、友人、仲間達に感謝します。どうかこの映画が愛する人たちの力になりますように」と喜びのコメントを発表。塚本監督も現地の受賞スピーチで「この賞を、たくさんのものをこの映画に注いでくださった、主演であり、日本の最もすばらしいシンガーソングライター、Coccoさんに捧げます」と語った。

映画「KOTOKO」は、懸命に生きようともがく1人の女性を描いた人間ドラマ。日本公開は2012年春を予定している。

また、Coccoは今週9月14日(水)放送のNHK総合「SONGS」に出演。この番組では彼女が故郷・沖縄の母校や思い出の場所を訪ね歩き、自身のルーツを語るほか、スタジオライブで「強く儚い者たち」「Raining」「絹ずれ」の3曲を歌う。

Cocco コメント

千羽鶴を折りながら、泣きながら、祈りながら、震災直後にクランクインし、究極のアナログ手作業で作った映画 「KOTOKO」がグランプリを受賞したことを嬉しく思います。
協力してくれた家族、友人、仲間達に感謝します。
どうかこの映画が愛する人たちの力になりますように。

SONGS

NHK総合 2011年9月14日(水)22:55~23:24
<演奏曲>
・Cocco「強く儚い者たち」
・Cocco「Raining」
・Cocco「絹ずれ」

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