アプガ(仮)関根梓、卒業公演でリアルな胸の内語る「魂がうまく成仏できるように何か考えたい」

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5カ月ぶりに関根がステージに登場

関根梓

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観客からの熱いアンコールが会場に轟き、アプガ(仮)が再びステージに登場。5人は「アルストロメリア」「FOREVER YOUNG」を歌唱。観客は肩を組んでジャンプし、メンバーと熱い魂を共有した。ステージからメンバーが一旦はけると、約5カ月ぶりに関根がステージに登場。アプガ(仮)のロゴが入ったバックドロップに向け「13年間ありがとうございました!」と声を上げた関根は、卒業についての気持ちをストレートに語っていく。「本音を言うと、自分の体調のことだっていうのは重々承知してるんですけど、このままだとうまくアプガ(仮)としての関根梓の魂が成仏できそうにありません。悔しいです。(山田)社長すみません。心は決めたと言ったんですけど、決まってなかったです。でも、5人にアプガ(仮)を託すというのは決めたから、そこは変わらないです。ただ私は、やっぱりライブがしたいです。なので、正式に皆さんとゆっくり時間を共有する会は、まだどういうものになるのかはっきり提示はできないんですけど、そのときは、アプガ(仮)としての関根梓ではなくて、普通のただの関根梓 with アップアップガールズ(仮)として何かを届ける形になるかもしれないです。まだわからないですが、皆さんが関根のことを応援してくれていた魂と、アプガ(仮)としての関根梓の魂がうまく成仏できるように何か考えたいと思います。待っててください。正直チーム・アプガが作る今日のライブも、すごくうらやましかったです。みんながやってるのを観て、いいな、オレもやりたいなと思いました。アプガ(仮)は、7人、5人、8人、6人と、こんなにも体制が変わるとは、結成当初の私は思ってもいませんでした。(アップフロント研修生課程終了後)いきなりテレビ収録に呼ばれて、最初はアップフロントガールズ(仮)という名前から始まって、約13年ここまで走ってきました。ですが、こんなに悔いの残る終わり方はしたくないので、すみません、待っててください」と、改めて自身のアプガ(仮)人生への決着をつけたいという思いをファンに伝えた。

関根梓

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続けて関根は「私はまだ体調が万全ではないのですが、最後まで歌を通して皆さんにありがとうを届けたいと思います。2曲ではありますが、アプガ(仮)の現メンバーと一緒に歌いたいです」「アプガ(仮)の100を越える曲の中から、私が今日ここで歌いたいと思った曲を届けたいと思います。皆さんがずっと笑顔でいてくれればいいなって思いも込めて選びました。平和の象徴のピースの手を見せてください」と語る。続けて披露されたのは「セブン☆ピース」。関根はメンバーとともに、平和への思いを温かく伸びやかな歌声で歌う。6人の息の合ったパフォーマンスに、観客は大きな拍手を送った。

5人のメンバーから関根に向けて

ここからは5人のメンバーが、関根への思いを語っていく。

住田悠華

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住田は「はるかは、まだ自分の中で気持ちの整理がついてないんです。あーちゃん(関根)が大好きだし、一緒にステージに立てないのがすごく嫌です。本当はしっかり送り出さなきゃいけないのはわかってはいるけどまだ難しいです。なので、正直な気持ちを話させていただきました。あーちゃんには、長い手紙を書いてきたのであとで渡します」と涙ながらに語った。

青柳佑芽

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青柳は「リハーサルをしていて『これ、あーちゃんが言ってたな』みたいな、誰かが気付かないうちに言ってるんです。それくらい、3年間一緒にいたあーちゃんが私たちには染み付いちゃってます。私たちは、あーちゃんの子供かなって思うくらいです。これからアプガ(仮)は3年前に入った同期5人で活動していきますが、私たちがアプガ(仮)でい続ける限り、卒業されていった、すべての人の魂を背負って歌って踊り続けたいです。私たちには大きすぎる看板かもしれないですけど、この5人ならきっと大丈夫だと思ってます。それにあーちゃんは全部の(アプガ<仮>のライブ)映像をチェックしてくれてると思います(笑)。あーちゃんと一緒に活動した期間は私たちの一番の宝物です。これから5人になっても、気持ちは一緒にがんばっていきたいです。あーちゃん、ご卒業おめでとうございます!」とアプガイズム継承を口にした。

小山星流

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小山は「さっきのあーちゃんの本音を聞いて、まだ私たちと踊れるときがあると思えて本当にうれしいです。(所属事務所の)ヤムに残ってほしいです。歌ってほしいです。私はまだ、あーちゃんの歌が見たいです!」と自身の願いを伝えた。

鈴木芽生菜

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鈴木は「私はこの3年間、あーちゃんと過ごせてすごく幸せでした。私が自信がなくなってヘナヘナになってるときに、あーちゃんは1回背中をトンってしてくれて『めいな、そんなんじゃダメだよ』って言ってくれるんです。あーちゃんと作った思い出は全部大事に胸にしまって、この先に進んでいきたいです。あと、この3年間で、あーちゃんと夏を過ごせなかったことが私は悔しいんです。どんな形でもいいので一緒に夏を過ごせたらなと思います。もしかしたらソロの関根梓として夏フェスに出れたら、そしたら夏を一緒に過ごせることがあるかもしれない。まだまだ未来に希望はあふれています。私もまだまだ成長止まらずにがんばり続けます。あーちゃん大好きです!」と関根との思い出をこれからも作りたいという気持ちを語った。

古谷柚里花

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古谷は「あーちゃんとは、ステージ上での思い出も普段の思い出もいっぱいあります。私のガチのガチのガチの本音は、やめてほしくないです。でも、この3年間であーちゃんと心の距離が近くなれたことが本当ににうれしいです。正直、5人になってからのアプガ(仮)で私が最年長だと思うと少し不安があります。私はしっかりしてない人間で、いつも周りの人たちがたくさん助けてくれるからしっかりしてそうに見えるんです(笑)。でも、これから先は自分がもっと責任を持ってやっていきたいです。もちろん前を向いてるし、5人のアプガ(仮)でがんばって大きなステージに絶対行きます。私の中で絶対成し遂げるって決めた目標を叶えるまで、絶対にあきらめないです。これからも、アプガファミリーには安心してアプガ(仮)を見てもらえるように、もっともっと先陣を切ってがんばります。これからのアプガ(仮)にも期待しててください!」と関根への思いとアプガ(仮)としてのこれからの意気込みを口にした。

6人編成で最後の新曲披露

アップアップガールズ(仮)

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最後には関根を交え、6人体制のアプガ(仮)を締めくくる新曲「THE LAST DANCE」が再び歌われた。アプガ(仮)として13年目、2004年にハロプロエッグ(現・ハロプロ研修生)1期生メンバーから数えるとアイドル歴19年目の関根は、メンバーと一体になり歌とダンスで楽曲の世界観を表現。彼女たちのドラマチックなパフォーマンスに観客は大きな拍手を送った。

笑顔と涙の6人のアプガ(仮)はステージと花道を使ってファンに挨拶し、最後は関根が「また5人のアプガ(仮)がやってきます。皆さん、私と一緒にアプガ(仮)を支えましょう。ありがとうございました!」とマイクを使わずに声を届け、観客に向かってメンバー5人と手をつないで長いお辞儀。大きな拍手に包まれて、メンバーはステージを去った。会場に“あずさ”コールが響き渡ると、関根はステージに飛び出し「やっぱアプガだなー! んちゃ!」と笑顔で明るく別れを告げメモリアルなライブは終了した。

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セットリスト

「アップアップガールズ(仮)2023 LIVE La la la LAST DANCE」2023年12月30日 CLUB CITTA’

01. 正解ですっ!
02. イチバンガールズ!2021
03. ワイドルセブン
04. Da Dan Dance!
05. 立ち上がループ
06. HERETIC
07. (仮)は返すぜ☆be your soul
08. 美女の野獣
09. 全力!Pump Up!!
10. アッパーレー
11. アッパーカット!
12. アッパーディスコ
13. 愛愛ファイヤー!!
14. お願い魅惑のターゲット
15. The Last dance
<アンコール>
16. アルストロメリア
17. FOREVER YOUNG
18. セブン☆ピース
19. THE LAST DANCE

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NEMO @mtokj307

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