新体制アップアップガールズ(2)大勝負のZepp DCワンマン成功「一緒に同じストーリーを作っていきたい」

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アップアップガールズ(2)が、昨日12月29日に東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でワンマンライブ「にきちゃん大勝負っ!! in Zepp DiverCity(TOKYO)」を開催した。

アップアップガールズ(2)

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高萩千夏、鍛治島彩、島崎友莉亜、新倉愛海の既存メンバーに加えて、兵頭美波、今田花琳、藤永みれいの新メンバー3人が加入して、7人体制となったアップアップガールズ(2)。今回の公演は新体制となって約1カ月というスピードでZepp DiverCityワンマンに挑むという、まさにタイトル通りの大勝負となった。

オープニングアクト

大勢の観客が集まる中、1組目のオープニングアクトとして、9月から新体制で本格的に始動したアップアップガールズ(仮)が登場。青柳佑芽、北川未奈、石川万鈴、小野田あやさ、松永ちとせのメンバー5人は、新体制初の新曲「ATTENTION未来」を披露した。

2組目のオープニングアクトは、アイドルとプロレスの二刀流でワールドワイドに大活躍するアップアップガールズ(プロレス)。メンバーの渡辺未詩、らく、鈴木志乃、高見汐珠は、12月20日に配信されたばかりの新曲「カワツヨチャレンジャー」を歌唱した。

つんく♂提供曲でライブスタート

「OVERTURE」が流れ、高萩がデザインした新衣装を着たアップアップガールズ(2)がステージに登場。つんく♂が提供した「Be lonely together」で、この日のライブはスタートした。7人はパワフルなビートとともに力強いパフォーマンスで魅せていく。ど迫力のステージのあとは、和メロの「Dong-Dong-Dong!!!!!!!!」でお祭り騒ぎを展開。にきふぁみ(アプガファンの呼称)のボルテージは瞬く間に上昇した。MCで観客に挨拶したメンバーは、新体制初の楽曲「好きバレっぴ」を歌唱。続けてディスコチューン「ぱーれぇ~」で会場をダンスフロアに変える。「世界で一番かわいいアイドル」がキュートに届けられると会場に笑顔が広がった。

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メンバー7人が特技披露

ここからは、メンバー全員が新生アップアップガールズ(2)として、自分たちの個性を知ってもらうべく特技を披露していく。「PuP」に乗って登場した新倉は、機関銃を手に持ちステージを動き回り、大きなキャノン砲でTシャツを発射。「にきちゃんわんだーらんど」のサウンドとともに笑顔で現れた藤永は特技の鎖骨貯金(鎖骨のくぼみに小銭を入れる)を初めてファンの前で披露する。高萩は持ち前の歌唱力をアピール。自身のソロ曲「テレパシー」をソファに座っておしゃれな雰囲気で歌う。今田は一輪車競技で世界大会選手権者までに登り詰めたという一輪車の実力者。彼女は華麗な一輪車テクニックを「Dear your heart」のメロディとともに見せる。現在、日々ギャグ磨きに精進する島崎は「正解ですっ!」に乗って一発ギャグを連発。そして学生時代に吹奏楽部だった兵頭がトランペット、鍛治島が彼女の代名詞的な鼻リコーダーで「どのみちハッピー」のサビを演奏するという妙技を見せた。それぞれの個性をしっかり見せたメンバーはデビュー曲「二の足Dancing」を披露。このZepp DiverCityワンマンが新たな出発地点であることを印象付けるかのように、7人はグループの代表曲で渾身のパフォーマンスを見せつけ観客を熱狂の渦に包み込んだ。

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盛りだくさんの内容で進むライブは、ここからさらにカラフルさを増していく。7人は「っていう初恋のお約束」で激しいパフォーマンスを見せると、「全部青春!」では明るさたっぷりのパフォーマンスで観客を楽しませた。「ハッピースLOVE♡」でキュートな世界観を届けたあとは、アップチューン「ギリギリバーニング!」を投下。生きていくことの素晴らしさを歌う「Life Is Beautiful」を披露すると、会場が一体となって拳を突き上げフロアは大きな盛り上がりを見せた。

ミキティー本物が作詞を手がけた新曲初披露

一旦ステージが暗転すると、新曲「終わりよければすべてよしじゃない」が初披露される。「終わりよければすべてよしじゃない」は、アプガ(2)と長い交流のある二丁目の魁カミングアウトのミキティー本物が作詞、michitomoが作曲、新山俊也(GOLDTAIL)が編曲を担当した楽曲。7人が新曲を歌い終えると、観客は大きな拍手を送った。MCでは高萩が今の思いを口に。彼女が「これまでにきちゃん(グループの愛称)をずっと作ってきた私たち4人も、新しく仲間になってくれた3人も、それぞれが違ったストーリーを持ってここに集まっています。それは、ファンの皆さんも同じですよ。こうしてにきちゃんのファミリーになった以上は、一緒に同じストーリーを作っていきたいし、それがすごい楽しみです。これからにきちゃんがさらにキラキラした未来を作っていけることを願って、次の曲を歌います」と語ったあと、「エンドロールのその先へ」が届けられる。ラストナンバーは「ナツメグ」。7人は元気いっぱいなパフォーマンスでZepp DiverCityを灼熱の空間にしてライブ本編を締め括った。

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会場全体で「にきちゃんでした!!」の全力シャウト

アンコール1曲目は「EVER REMEMBER」。7人は忘れられない思い出を胸に前に進んでいく気持ちをダイナミックなパフォーマンスを通じて表現し、観客の心をつかむ。続くMCではZepp DiverCityワンマンの感想を全員が語っていった。そしてアプガ(2)は、再び新曲「終わりよければすべてよしじゃない」を歌唱。最後に「l♡co day! l♡ve day!」で観客とともに「オーオーオーオー」というコーラスを合唱し、場内に一体感を生み出した。歌唱を終えたメンバーは手をつないで観客に一礼して一旦退場するも、盛大な「にきちゃん」コールに応え再びステージに。最年少メンバーの藤永がマイクなしで「ありがとー!」と全力で叫び、最後の最後はメンバーと観客が一体となって「にきちゃんでした!!」の全力シャウト。新生アプガ(2)の記念すべきZepp DiverCityワンマンは感動的な雰囲気の中フィナーレを迎えた。

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鍛治島彩😑アップアップガールズ(2)12/29Zepp Diver City @uug2_kajishima

ありがとうございました😭 https://t.co/yYbfe3dIFV

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