「第65回輝く!日本レコード大賞」の記者会見が12月4日に東京・TBS放送センターで行われた。
会見には優秀作品賞を受賞した
木村は新人賞受賞に際して「去年までアルバイトをしながらずっと活動してきたので、1年ちょっとで状況がガラッと変わったのが信じられないという気持ちです。うれしい気持ちと、驚きの気持ちがあります」と話す。「父の鳥羽一郎に報告したか?」と司会者に尋ねられると、「受賞が決まった瞬間に同じ楽屋にいたので、すぐに報告したんですけど、『お疲れ』とひと言だけいただきました」と微笑んだ。FRUITS ZIPPERの鎮西寿々歌は「社長からすごい剣幕で急に電話がかかってきて、何か起きてしまったのかなと悪い方に考えてしまったんですけど、ドキドキして待っていたらおめでたいお知らせをいただいて、みんなで大号泣して、本当にうれしかったです」と受賞を聞いた瞬間を振り返り、「私たちは世界を超えて宇宙に元気と活力、“NEW KAWAII”を届けているので、当日は世界を“NEW KAWAII”で染めたいと思います」と意気込んだ。
今年4月に結成された乃木坂46の公式ライバルグループ・僕が見たかった青空の八木仁愛は「まさかこのような素敵な賞をいただくことができるとは思ってなかったです。私たちのがんばりもありますけど、それ以上に応援してくださった方、支えてくださる方の力が大きいと思っています。感謝の気持ちでいっぱいです」と朗らかに語る。LIL LEAGUEの岩城星那は「松屋で全員で牛丼を食べていたときに電話がかかってきて、事務所の会議室に呼ばれて発表されました。怒られるんじゃないかなと思い、足がブルブルになりながら牛丼をさっさと食べて早く行きました」と知らせを受け取った日のことを回想した。JO1の與那城奨は「僕たちも松屋で11人でご飯を食べているときに……」と真顔で話を切り出し、メンバーから一斉に「嘘つけ!」と突っ込まれる。與那城は「そんなことないんですけど、11人で仕事をしてるときにこの話を聞いて、本当に喜びました」と話を続け、「本番のパフォーマンスをぶちかましたいなと思っています」とニヤリと笑った。
imaseは「このお話をいただいたときにうれしいな、光栄だなと思いました。この賞は僕だけの力ではなくエンジニアの方、プロデューサーの方、いろんなスタッフの方、聴いていただいた方のおかげでいただいた賞だと思うので、本当にうれしく思います」と感謝の思いを述べた。緑黄色社会の長屋晴子(Vo, G)は「お話を聞いたときは、メンバーとリモートの会議をしていました。驚きすぎて、まるで電波が悪くなって時が止まったような感じがしました」と述べ、「『サマータイムシンデレラ』という曲は、メンバー、スタッフ一丸となって何度も悩みながら必死に作ったものだったので、うれしい気持ちでいっぱいです」と喜ぶ。市川は「三重県でのコンサートを終えて、帰りの新幹線で報告を受けまして、涙がひたすら流れました。続けていくことの大切さだったり、がんばってきてよかったなって神様からのご褒美をいただけたような感謝の思いでいっぱいになりました」と感慨深げに語った。
個人的にパフォーマンスを楽しみにしてるアーティストを尋ねられると、FRUITS ZIPPERは「私たちの先輩である新しい学校のリーダーズさん。先輩の姿を近距離で見られるというとても光栄な機会ですので、一緒に“首振りダンス”をしながら先輩の姿を目に焼き付けたいと思います」と興奮気味に話す。僕が見たかった青空の八木が「緑黄色社会さんは、学校でダンスをした際に踊らせていただいたりしたので、すごく楽しみです」と名前を挙げると、長屋は「急に名前が挙がってびっくりしました。すごくうれしいです。私たちも楽しみにしています」と言葉をかけた。
LIL LEAGUEの中村竜大は「BE:FIRSTさん。個人的にもともと一緒にがんばっていたメンバーがいたり、今この世の中ですごく輝くチームだなと思っています。こういった場所でご一緒させていただけるのは、すごく気合いが入ります」と熱く語り、緑黄色社会の長屋は「特に新しい学校のリーダーズさんは本当に楽しみにしています。以前フェスでご一緒したときに、本当に近くでライブを見させていただいて、メンバー全員涙が出るほど感動した思い出があって、またあのパフォーマンスを見られると思うとすごく楽しみです」と声を弾ませる。JO1の鶴房汐恩は「Adoさんの『唱』です! 一度僕たちもダンスカバーさせていただいたんですけど、すごく盛り上がる楽曲ですし、生で見られるのがすごく楽しみです」と期待を膨らませた。さらに佐藤が「僕もいいですか?」とマイクを鶴房の手から取り、「imaseくんです!」と隣に立つimaseの名前を挙げる。実は会見がスタートする前、imaseがJO1に後ろにすぐ続く形で会場に入ってきたことから、“12人目のメンバー”としてJO1に紛れ込んでしまい、司会者に探されて「失礼しました、同じグループのように見えてしまいました……!」と謝罪されるひと幕があった。2組は仲睦まじげな様子で、Imaseも「僕はもちろん、JO1さん。同じステージで一緒に出演させていただける機会がありまして、パフォーマンスを見させていただいた際に、本当に刺激を受けていて当日を楽しみにしています」とJO1に熱い視線を送った。
「新人賞、優秀作品賞の受賞に向けての自信をお聞かせください」と記者に問われ、FRUITS ZIPPERは「最近は受賞する際のイメトレも寝る前にしておりますので。メンバーみんなでも練習しておきたいなと思います」とコメント。「イメトレというのは具体的に?」と記者に掘り下げられると「恥ずかしいですけど、号泣しながら、嗚咽混じりで……(笑)。もうちょっとイメトレがんばります!」と照れながら明かした。緑黄色社会の長屋は「結果は神のみぞ知るというところだと思うんですけど、優秀作品賞をいただいたからには、てっぺんを狙いにいきたいと思います!」と拳を握る。JO1の豆原は「自信しかありません! お客さん、テレビの前の皆さん、『楽しめよ!』って感じでがんばりたいと思います!」と胸を張って力強く語った。
「第65回輝く!日本レコード大賞」は12月30日17:30より22:00までTBS系で放送される。
TBS系「第65回 輝く!日本レコード大賞」
2023年12月30日(土)17:30~22:00
受賞者 / 受賞作品
優秀作品賞
・新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
・Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」
・緑黄色社会「サマータイムシンデレラ」
・Ado「唱」
・純烈「だってめぐり逢えたんだ」
・NewJeans「Ditto」
・JO1「Trigger」
・imase「NIGHT DANCER」
・市川由紀乃「花わずらい」
・BE:FIRST「Mainstream」
最優秀歌唱賞
・JUJU
特別賞
・ano
・「呪術廻戦」
・NewJeans
特別国際音楽賞
・ENHYPEN
・YOASOBI
作曲賞
・Ayase
YOASOBI「アイドル」
作詩賞
・Hiro
MY FIRST STORY「I'm a mess」
編曲賞
・本間昭光
天童よしみ「星見酒」
新人賞
・木村徹二
・FRUITS ZIPPER
・僕が見たかった青空
・LIL LEAGUE
企画賞
・三波春夫「決定版 三波春夫映像集」
・EBiDAN(恵比寿学園男子部)「前略、道の上より」
・HIROBA「HIROBA」
・竹島宏「プラハの橋」「一枚の切符」「サンタマリアの鐘」
日本作曲家協会選奨
・辰巳ゆうと
特別功労賞
・伊集院静(伊達歩)
・犬塚弘
・大橋純子
・KAN
・小西良太郎
・坂本龍一
・櫻井敦司
・高橋幸宏
・竹村次郎
・谷村新司
・遠山一
・三浦徳子
・もんたよしのり
※記事初出時、写真キャプションの一部に誤りがありました。お詫びして訂正します。
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