HYDE就任の背景
オーストリア政府観光局日本支局は1974年に創設され、2024年に50周年の節目を迎える。またオーストリア大使館とオーストリア政府観光局がより緊密に提携していく方針が決定したことに伴い、オーストリア政府観光局日本支局は「オーストリア大使館観光部(Austrian Embassy Tourism Section)」へと名称変更される。
オーストリア政府観光局はHYDEを観光大使に任命した理由について、30年以上にわたる国内外での音楽活動の実績を挙げ、「音楽業界への卓越した貢献は芸術を愛するオーストリアの精神と軌を一にするものであり、オーストリアの魅力を深く理解し発信する観光大使として理想的」と説明。オーストリアの文化遺産を広く紹介するという観光局の活動が、HYDEのサポートによって新たな高みに到達できるとその選任背景を明かしている。
スピーチではドイツ語での挨拶&乾杯も
都内にある駐日オーストリア大使館では本日11月13日に就任式が行われ、HYDEは世界各国で繰り広げてきた熱狂的なライブパフォーマンスを紹介するVTRを経て、黒のスーツにオールバックという正装で壇上へ。温かな拍手を浴びながら「このたびはオーストリア観光大使に任命いただき誠に光栄に思います。オーストリアにはまだ行ったことがないんですけど、素敵な街並みと文化、おいしい食事とワインに興味があります。ぜひ訪れて、その魅力を日本の皆さんに届けていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。Vielen Dank!(ありがとう!)」とドイツ語を交えながら観光大使就任にあたっての意気込みを笑顔で明かした。
その後、HYDEはエリザベート・ベルタニョーリ大使の同席のもと、オーストリア政府観光局本局長であるアストリッド・シュテハルニック=シュタウディンガー氏より任命状とオーストリアの銘菓であるチョコレート菓子・ザッハトルテを手渡されにっこり。最後にワインの入ったグラスを高く掲げ、「Prost!(乾杯!)」と大使館に集まった人たちとともにオーストリア観光大使就任を祝った。
HYDEのオーストリア観光大使在任期間は、2024年1月1日から2025年12月31日までの2年間。在任期間中は、SNSでのオーストリア情報発信など多彩な活動が予定されている。なおHYDEは2019年1月から2021年1月29日まで自身の出身地である和歌山県和歌山市の「和歌山市ふるさと観光大使」に就任。同市の魅力をさまざまな形で発信し、観光大使として大きな役割を果たした実績を持つ。
HYDE コメント
オーストリア観光大使就任にあたって
モーツァルトやベートーヴェンといった大音楽家が活躍したオーストリアとご縁ができたことを光栄に思います。特にヨーロッパの街が好きなのでウィーンやザルツブルグなどを散歩したいですね。ワイン飲みながらクヌーデル、カイザーシュマーレンを食べてみたいです。現地で自分が見聞きし感じたことを、ファンをはじめとした皆さんに伝えることで、オーストリア旅行の盛り上がりに貢献したいと思います。
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【イベントレポート】HYDEがオーストリア観光大使に就任 長年にわたる音楽活動の実績が認められ(写真21枚) https://t.co/g7QpHjH39E