12月31日(火)に放送される「第74回NHK紅白歌合戦」の出場歌手発表会見が本日11月13日に東京・NHKホールで行われた。
今回発表された出場歌手は紅組22組、白組22組の計44組。紅組では
ano
今回会見に登場した8組のうち、一番最初に挨拶をしたのはano。移動車で音楽ゲームをしている最中に「紅白歌合戦」出場を知らされた、と明かしつつ、「今年は本当に激動の1年でして、そんな1年の締めくくりに『紅白歌合戦』に出られることはとても光栄です」と意気込みを語った。「『紅白歌合戦』出場について、まず誰に知らせたいか?」という質問が飛ぶと「亡くなったおばあちゃんです。老若男女の方々が観る番組で、おばあちゃんも喜ぶかなあと思ったので知らせたいです」と回答した。なお会見中には司会の1人、有吉弘行との共演にも期待を寄せていると話し、「最近夢に有吉さんが出るんですよ。夢の中では2人とも食われてるので、お互いに生存して『紅白』で会えるのを楽しみにしています」と彼女らしいコメントで報道陣の笑いを誘った。
伊藤蘭
伊藤の「紅白歌合戦」出場は、キャンディーズとして出場した1977年以来46年ぶり。「ここに来て若々しい方々に混ぜていただいていいのかなという感じがしておりましたけど、大泉さんを見てとても安心しました(笑)」と、伊藤は隣の大泉に視線を向けつつ笑顔に。実娘で現在NHK連続テレビ小説「ブギウギ」のヒロインを務める趣里にはメールで出場を報告し「びっくりしていて『がんばって』という言葉をもらいました」という伊藤。NHKの音楽番組をきっかけに結成されたキャンディーズの活動当時を振り返りつつ「今回は1人ですが、心の中では3人いるというつもりで……どういう歌を歌うかわかりませんけど、そういう気持ちでおります」としみじみと語った。
MISAMO
K-POP勢からは、MISAMO、SEVENTEEN、Stray Kidsの3組が今年「紅白歌合戦」に初出場する。今年結成された、
大泉洋
3年連続で「紅白歌合戦」の司会を務め、今年歌手として初出場する大泉は、玉置浩二の提供による新曲「あの空に立つ塔のように」が10月に配信されたばかり。「紅白に出られるとは思っていなかったので、お正月は札幌で過ごすつもりでいたのですが……飛行機のチケットをバラさなきゃ」と苦笑いしつつ、「3年司会をやってから初出場というのも私らしいなと思っています。今日も毎年過ごした楽屋に待機させていただいて『本番はここじゃないんだな』などといろいろ感慨深くなりました」と紅白に対する思いを明かし、「紅組のライバルは?」という質問には「石川さゆりさんともし対戦できるんであれば、憧れのさゆりさんの胸をお借りしたい気持ちはございます」と話して報道陣の笑いを誘った。
キタニタツヤ
初出場歌手として紹介され、「えーっと……」と緊張した様子で自らの頬を叩いたキタニは「いろんな音楽家が一度は夢として語るような、大きな伝統ある舞台ですので、それに恥じないようなパフォーマンスができたら」と意気込む。今朝出場を知らされたという彼は「『運がよかった、自分は幸運なアーティストだな』と思いました」とそのときの心境を振り返りつつ「音楽をやる人間なので年末忙しくできるのは果報者だなと思いますし、あまたある年末のイベントのトップオブトップで仕事ができるのは光栄だなと思っております」と感謝を述べた。
Stray Kids
今年10月、34万人超を動員したドームツアーを成功裏に終えたStray Kidsは、冒頭に「STEP OUT! Stray Kidsです!」とおなじみのグループの挨拶をして報道陣の取材に応じた。リーダーのバンチャンは「『紅白歌合戦』という舞台に立つことができること、心から光栄に思っています。皆さんが楽しく年末を過ごせるように、精一杯パフォーマンスさせていただきます」と流暢な日本語で意気込みを述べた。彼らは最新ミニアルバム「樂-STAR(ROCK-STAR)」リリースに伴うカムバック活動の真っ只中。「紅白歌合戦」への出場は昨晩、音楽番組への出演を終えたあとに聞いたそうで、バンチャンは「びっくりしましたし、光栄に思いながら日本に駆けつけました」と明かした。スンミンは「このように遠くにいるファンの方々から愛されることが決して当たり前のことではないと、僕たちはよく知っています。昨日(出場を)聞いたときはびっくりしましたし、いまだに信じられません。最善の姿をお見せして、チームの魅力をお届けできればと思います」とまっすぐな眼差しで述べた。
MAN WITH A MISSION
MAN WITH A MISSIONはSpear Rib(Dr)を除くメンバー4匹で登壇。Jean-Ken Johnny(G, Vo, Raps)はRibの欠席の理由を「本当ニ出ラレルト思ッテイナカッタノデ、今ロスニ旅行ニ行ッテオリマス(笑)」と説明して報道陣を笑わせた。紅白出場を今朝知らされたという彼らは、ロスに滞在中のRibにも連絡を入れたものの「時差ノ関係デマダ読ンデナインジャナインデスカ?(笑)」とのこと。「イチ視聴者トシテ観テキタ側ナノデ、演者トシテ雰囲気ヲ味ワウダケデ幸セ。ソノ幸セヲ噛ミ締メテ演奏シタイト思イマス」と出場の喜びを語りつつ「我々ミタイナ風体ノ者ガテレビニ出ルダケデモ日本国民ノ5割以上ハビックリスルト思ウンデスガ(笑)。何カ面白イコトガデキタラ」と意気込んだ。
Mrs. GREEN APPLE
かねてから「紅白歌合戦」に出場できるような歌手を目指し活動してきたことでも知られるミセスは、結成10周年を迎えた今年悲願の初出場を果たす。出場を知らされたときは「メンバー同士でハイタッチをして抱き合った」と笑顔を見せた大森元貴(Vo, G)は、「感慨は深すぎるんですが(笑)、夢が叶ったと同時に、『ここからだね』と、初心に戻れた気持ちです」と率直な思いを話す。また「いろいろな思いのもと、感謝の気持ちを華やかに届けられたらなと思います」と当日への意気込みも語った。活動休止やメンバー編成の変更など、10周年に至るまでさまざまな局面を超えてきたミセス。「"フェーズ2”で3人編成になったんですけど、その中で環境の変化とか、夢を掴み取るにはどうしたらいいのか。そういったことを考えさせられるお時間をいただけて。僕たちは誰も置いてかれない音楽を作りたい、誰でも楽しめるものを作りたい、という思いでスタートしたので、それを年末、大晦日でお見せできればと思います」と真摯に言葉を紡ぐ。「何よりもバンドは本当に生命体のようだと思っていて。僕は毎回毎回の活動が奇跡だと思っているので、1つひとつを大切にしていきたいと思っています」と力強く述べ、会場を見渡した。
リーダーズ、Ado、すとぷり、SEVENTEEN、10-FEETも喜び
このほか会見に参加できなかった初出場歌手からのビデオメッセージも公開された。海外ツアー中のため会見を欠席した新しい学校のリーダーズは「『オトナブルー』を通じてたくさんの方に知っていただく機会が増えました。歴史ある番組に出場させていただくことをうれしく思います」、Adoは「一人の歌い手として最高の歌を届けられればと思います。大晦日当日はよろしくお願いいたします」と挨拶し、すとぷりは「ここまで来れたのはいつも支えてくれるリスナーさんの皆さんがいたからです。すでに緊張しておりますが、皆さんの期待に応えられるよう、最高の恩返しができるようにがんばります」と喜んだ。
SEVENTEENからはHOSHI、JEONGHAN、MINGYU、WOOZIといったメンバーが次々とコメントを述べ、DKが「皆さん、年末にお会いしましょう!」と視聴者に呼びかける明るいビデオメッセージが到着。また映画「THE FIRST SLAM DUNK」のエンディング主題歌「第ゼロ感」で話題を呼んだ10-FEETは、原作者の井上雄彦や映画の関係者に感謝を述べつつ「僕らは25年以上友達のバンド、ROTTENGRAFFTYとかDragon Ashとかとずっと対バンしてきたので、仲間たちにも連れてきてもらえた紅白だと思います」と盟友たちへの思いも明かした。
NHK総合ほか「第74回NHK紅白歌合戦」
2023年12月31日(日)19:20~23:45
※BSプレミアム4K、BS8K、ラジオ第1でも放送
※中断ニュースあり
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