葉加瀬太郎「映画ドラえもん」子供楽器隊に楽曲書き下ろし、今週アニメ内で初公開

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葉加瀬太郎が書き下ろした楽曲「キミのぽけっと」が、10月28日放送のテレビアニメ「ドラえもん」の中で初公開される。

「ドラドラ♪シンフォニー楽団」ビジュアル (c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

「ドラドラ♪シンフォニー楽団」ビジュアル (c)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2024

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「キミのぽけっと」は映画「映画ドラえもん のび太の地球交響楽(ちきゅうシンフォニー)」が2024年3月1日に公開されることを記念し、全国の子供たちによって結成される楽器隊「ドラドラ♪シンフォニー楽団」のために書き下ろされた楽曲。「ドラえもん」の原作者である藤子・F・不二雄が「SF」を“サイエンスフィクション”ではなく“少し不思議”と独自に定義づけたというエピソードを受けて、葉加瀬が“少し不思議な物語”をテーマに制作した。また葉加瀬は「ドラえもんの楽曲を作ることができるのは、ひとりの日本人として大きな誇り。制作しながら、ずっとドキドキワクワクしていました」とコメントしている。

葉加瀬太郎 コメント

葉加瀬太郎

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最初の打ち合わせでスタッフのみなさんが作品への思いを熱く語ってくださったのですが、その打ち合わせが終わって次の仕事に行く車の中で、まずリコーダーやバイオリン、ボンゴ、チューバなどの楽器をキャラクターのみんなが楽しそうに演奏する“画”が頭に浮かび、そこからすぐにメロディーも浮かびました。
打ち合わせでは藤子・F・不二雄先生にとっての“SF”は“サイエンスフィクション”ではなく、“少し不思議”な物語だとうかがったので、そのキーワードをもとに曲を書きました。アレンジをしてくださった羽毛田丈史(はけた・たけふみ)さんのアイデアで、イントロにモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」のフレーズを入れたのですが、“少し不思議”でファンタジックな世界って、音楽でいえば、まさしくモーツァルト。彼の音楽は、無邪気で天才的で遊びも感じさせてくれるでしょう?
ドラえもんの楽曲を作ることができるのは、ひとりの日本人として大きな誇り。制作しながら、ずっとドキドキワクワクしていました。一緒にコンサートツアーを回っている気心知れたミュージシャンたちにレコーディングを頼んだのですが、「ドラえもんのための楽曲だよ」と話したら、みんないい年なのにウキウキしていました。やっぱり日本人にとって、ドラえもんの存在ってものすごく大きいですね。
今回僕が心がけたのは、シンプルで演奏していて楽しくなる曲にしたいな、ということ。僕自身、演奏していてとても楽しいですし、さまざまな楽器で演奏できるように工夫してあります。ちょっとだけ練習しなければいけないところも作ってありますので、そこは頑張って練習してもらえたら! さらには、いろいろなアレンジができるよう余白の部分もたくさん残してありますので、子どもたちとのアンサンブルで多彩なチャレンジができると思います。
すでに僕の頭の中では子どもたちが楽しく演奏する風景が出来上がっていますが、それを早く見たい。そして僕も早くその輪に参加したいです。

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テレビ朝日系「ドラえもん」

2023年10月28日(土)17:00~17:30

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楊(やん) @yan_negimabeya

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