ユレニワが9月末日をもって解散、共同生活を経て考え方のズレが表面化

ユレニワが9月末日をもって解散することが発表された。9月28日に東京・Marbleで行う定期単独公演がラストライブとなる。

結成以来活動をともにしてきた宮下レジナルド（B）が4月に脱退したユレニワ。その後シロナカムラ（Vo, G）、種谷佳輝（G, Cho）、RENJU（Dr, Cho）の3人はサポートメンバーを迎えながら精力的に活動を続け、さらに春からバンド活動に一層集中するために共同生活を始めた。オフィシャルサイトの発表によると、共同生活とバンド活動を続ける中で、メンバーのバンドに対する思いや人生観、音楽との関わり方という根本の考えにズレが発生。そして衝突したことをきっかけにメンバー間で話し合いを重ねたが、この3人でこれ以上バンドを続けることは困難、9月いっぱいのライブを行うことが限界だと判断され、9月末日での解散という決断に至った。オフィシャルサイトには解散にあたっての3人のコメントが掲載されている。

ユレニワが解散までに出演する公演は残り3本。10月以降に出演を予定していた公演の、キャンセルによる変更事項や払い戻しの実施有無はそれぞれ公演主催から発信される。

ユレニワは2016年に結成されたバンド。オーディション「GO TO JAPAN JAM 2018」を勝ち抜き、2018年5月に野外フェス「JAPAN JAM 2018」にオープニングアクトとして出演。同年12月にMASH A&R主催 「MASH FIGHT vol.7」でグランプリを受賞した。2020年2月に初の全国流通アルバム「ピースの報せ」をリリース。2023年5月には最新ミニアルバム「ラヴ・バレエ」を配信した。

ユレニワ解散のお知らせ