2013年に活動を開始し、今年で10周年を迎えるポニーのヒサミツ。「ほうむめいど・かうぼうい」は彼のルーツとなったはっぴいえんど「風街ろまん」や細野晴臣「HOSONO HOUSE」を振り返ることから制作をスタートさせ、1970年代のカントリーロックやスワンプロックからもインスピレーションを受けた作品となっている。
本作のレコーディングには大塚智之(ex. シャムキャッツ)、増村和彦(ex. 森は生きている)、
また本日8月30日にはアルバム収録曲「さよなら感染対策」が先行配信シングルとしてリリースされた。アルバムの冒頭を飾るこの曲は、ゆるやかなメロディラインが心地よいミドルテンポのカントリーロックとなっている。
ポニーのヒサミツ コメント
「ほうむめいど・かうぼうい」について
今回のアルバムは、前作「Portable Exotica」をリリースし、それを以て趣味趣味3部作として前からやりたかった3ジャンル(カントリー、ポール・マッカートニー、エキゾチカ)をテーマとしたアルバムを出し終え、そろそろ活動も10周年、次は何をしようか、と考えるところから始まり、その中でまず思いついたのが、あえてこれまでは避けていた、自分の音楽人生にとって根本とも言えるはっぴいえんど「風街ろまん」や細野晴臣「HOSONO HOUSE」を意識して楽曲を作ってみようということであり、そこがアルバムづくりのスタートとなりました。(そのころできた楽曲が「うらめしや」「グッド・バイ」「どこへいく?」など)
その後、アルバムにも参加してもらっているSpoonful of Lovin'のメンバーとのLINEで、70'sロック、カントリーの名盤を聴いては報告しあっているうちに自身の中で空前のスワンプ・ロックブームが到来し、それらに大いに影響を受けた結果、当初のはっぴいえんど・ホソノハウスからは少し遠ざかりつつも、昔から好きな、そして今自分が好きな音楽が詰まった、自身にとって集大成とも言えるようなアルバムができたと思います。
「ほうむめいど・かうぼうい」とは、前作で築いた手法と同じく参加メンバー(サボテン楽団、谷口雄、渡瀬賢吾、大塚智之、増村和彦、芦田勇人、高橋三太、
アルバムジャケットには、自身も2枚の7インチシングルをリリースしていただいた雷音レコードの
自家製カウボーイの珍道中、楽しんでいただけたら幸いです!
「さよなら感染対策」について
この曲は、世界中に大きい影響を与えたコロナウイルス感染症の中での恋愛とその主人公の悲哀を想像しながら書き上げた、はっぴいえんどやニール・ヤング、ボビー・チャールズなどの楽曲を意識して作成したカントリー・ロックです。
演奏は、ドラムを増村和彦君(ex 森は生きている)、ベースをバンビ君(大塚智之、ex シャムキャッツ)が担当し、その他の歌、アコースティック・ギター、2本のエレクトリック・ギター、オルガンは全て
リズム隊によるどっしりとした演奏とポニーのヒサミツ自身による2本のリード・ギターとオルガンの演奏の絡みと、ゆったりとした歌のメロディとの重なりを楽しんでもらえたらうれしいです。
落ち込んだ人が、快晴の日とかに聴いてくれて、気が晴れるきっかけにこの楽曲がなればいいなと思っています。
ポニーのヒサミツ「ほうむめいど・かうぼうい」収録曲
01. さよなら感染対策
02. うらめしや(Album Version)
03. カントリー・ソング #1
04. 馬鹿ぼんど
05. グッド・バイ
06. どこへいく?
07. 短い御休み(Album Version)
08. 日和見日和-Instrumental
09. 鬼を起こすな!
10. 海辺の街から(Album Version)
11. それでも、僕は(Album Version)
前田 正史 @QianZheng19332
活動10周年のポニーのヒサミツ、自身の好きな音楽詰まった新アルバム完成(コメントあり) https://t.co/ZYnTg7bnxz