本ツアーは7月から10月にかけて行われる、2ndアルバム「POPMALL」を引っ提げた全国ツアー。なにわ男子が作り出す架空のショッピングモール“POPMALL”がコンセプトに掲げられ、ライブの衣装は長尾謙杜、ペンライトやTシャツといったライブグッズのプロデュースは大西流星が担当した。本稿では、全31曲が披露された神奈川公演の最終日の模様をレポートする。
オープニングでは“ポッピン・クルー”が突如ステージに姿を現し、「POPMALL」にて新発売されるアクリルスタンドの出荷作業をおもむろに開始する。その後、クルーたちがステージ上に設置したパッケージのケースの中からなにわ男子のメンバーが登場。道枝駿佑の「POPMALLへようこそ! 楽しんでいってね!」という呼びかけを合図に、7人はアルバムのリード曲「Poppin' Hoppin' Lovin'」でライブをスタートさせた。大きな歓声に包まれる中、藤原丈一郎は「横浜ラスト! なにわ男子に負けるなよ!」と観客を煽ってさらなる熱気を呼び込んだ。
おもちゃ屋さんから飛び出したかのようなキュートな7台のミニバギーで花道を颯爽と駆け抜けた「Super Drivers!!」、道枝がセットのガチャガチャを回し、そこから出てきたカプセル型のバランスボールに乗ってぴょんぴょんとバウンスしながらパフォーマンスした「ちゅきちゅきハリケーン」など、なにわ男子らしいポップな演出が数多く展開された本公演。「Tutti Frutti」では、“DJ・長尾謙杜”が円形のセンターステージをターンテーブルに見立て、床に手を当てスクラッチ音を鳴らし、巨大なレコードに大きな針が落ちると同時に音楽が流れ出す、洒落た演出でも会場を盛り上げた。
また公演では9月13日リリースの5thシングルの表題曲「Make Up Day」「Missing」も披露された。西畑大吾と高橋恭平がカードゲームを繰り広げる、まるで映画のワンシーンであるかのようなパフォーマンスも盛り込まれファンの視線を釘付けにした。
ライブの終盤は「自分を好きでいて、みんなを好きでいてください」と語ったリーダー・大橋和也を筆頭に、メンバー1人ひとりがファンに挨拶を述べる。長尾が「ここにいる1人でも欠けたら、今日のこのライブは作れていない」と思いを述べると、客席からは大きな拍手が送られた。7人のコメントを経て、最後に披露された楽曲は「ハッピーサプライズ」。およそ10万個のカラーボールが降り注ぐハッピーな空間で「POPMALL」の神奈川公演が“閉店”した。
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#なにわ男子 「 #POPMALL 」横アリ公演が閉店!ミニバギーで花道滑走、バランスボールでぴょんぴょん - 音楽ナタリー
アリーナツアー「なにわ男子 LIVE TOUR 2023 ‘POPMALL’」の神奈川・横浜アリーナ公演が8月9日から昨日13日までの5日間行われた。
https://t.co/pqXgccrK8q