「BAD LANDS バッド・ランズ」は小説「破門」で第151回直木賞を受賞した作家・黒川博行による小説「勁草」(けいそう)を原作とした映画。特殊詐欺に加担する姉弟が思いがけず大金を手に入れたところから物語が展開する。
監督は
本作が初共演となるキャストの2人。安藤は山田について「本読みの時から矢代にぴったりだと思って、私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです」とコメントし、山田は安藤について「安藤さんがお姉ちゃん役と聞いた時に安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました!」と語っている。また原田は山田について「切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」と絶賛した。
YouTubeでは本作の特報映像が公開された。映像ではネリとジョーの会話シーンやさまざまな表情を観ることができる。
安藤サクラ コメント
自分の知らない世界だったので登場人物たちのキャラクターの魅力にとてもワクワクしました。山田さんは本読みの時から「あ、矢代だ! ぴったりだな!」と思っていました。私と山田君でどんな化学反応が起きるのか楽しみです。原田監督とは自分が思ったことを色々相談するようにしています。集中すべき時に集中して、 “自分らしくいる”という過ごし方ができるとてもメリハリのある現場で毎日楽しく過ごしています。色んなキャラクターの俳優さんたちが交わって、どのシーンも楽しく魅力的で観たことのない化学反応を起こしていきますので、是非ご期待ください。
山田涼介(Hey! Say! JUMP)コメント
安藤さんは、実はたまたま一度、プライベートでお会いしたことがありました。すごく気さくな方で、お姉ちゃん役と聞いた時は安心感がありました。安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました。原田監督とは、一度映画でご一緒しましたが、毎日本当に緊張感があり、命を削っているような現場でした。どんなシーンでも緊張感がある現場というのは、なかなかなく、貴重な経験だと思って一生懸命やっていたので、またお声掛けいただいてとても嬉しかったですね。是非、ハラハラドキドキしたスピード感溢れる本作を楽しみに待っていて欲しいと思います。
原田眞人 コメント
黒川博行さんの原作は2015年の発売直後に読みました。俗にいう「オレオレ詐欺」犯罪グループの内実がリアルに描かれていて、その世界観に惹き込まれ、監督目線で登場人物をあれこれ動かしたことを憶えています。実に刺激的な読書体験でした。その最大のポイントは、犯罪グループの元締めを補佐する立場の主人公橋岡を女性にしたらどうだろうということでした。例えば、ドストエフスキーの「虐げられた人びと」に登場するネリーを黒澤監督が「赤ひげ」に「包摂」したように。
ただ、私が手を挙げるのが遅かったために、映画化権は某社に渡っていました。辛抱強く6年待って、実現に漕ぎ着けたのは「ヘルドッグス」製作チームのおかげです。橋岡の性転換を心よく承知してくださった黒川さんにも感謝です。
理想のキャストも組めました。
沼津生まれのロスアンジェリーノ東京人の私が憧れ続けた「大阪弁フィルム・ノアール」はこの秋、世界に打って出ます!
黒川博行 コメント
監督の名を聞いて、一も二もなく映画化に同意した。
名匠・
🐴🌾🍓下山浩一🌗コミュニティアート @kshimoyama
『怪物』で予告編観ました。映画俳優・山田涼介は本当に作品に恵まれてないので、ぜひとも代表作になり、ヒットすると良いですね
Hey! Say! JUMP山田涼介が安藤サクラの弟に、特殊詐欺に加担する姉弟の奔走描く映画で(動画あり / コメントあり) https://t.co/r7BNXU6WXp