ビッケブランカ、地元・愛知県豊山町でイベント開催「今後はアクティブに」手術後初の歌声披露も

ビッケブランカが3月18日に自身の地元・愛知県豊山町のエアポートウォーク名古屋で公開録音イベント「“ビッケブランカ SPRING SPECIAL” Supported by ZIP-FM」を開催した。

ビッケブランカは豊山町の町制50周年事業の一環でPRアンバサダーに就任し、昨年6月からさまざまな活動を行ってきた。今月31日に一度任務が締めくくられることもあり、今回、同町では自身初となる有観客イベントを行うこととなった。

ステージに登場したビッケブランカは客席を見渡し「こんなにたくさんいるとは思いませんでした。うれしいです」と感慨深げに挨拶。MCを務めたZIP-FMナビゲーター・神原真理と、ベストアルバム「BEST ALBUM SUPERVILLAIN」のリリースや自身最大規模となったツアー「THE TOUR『Vicke Blanka』」、初のアリーナ公演「Vicke Blanka presents RAINBOW ROAD -軌-」など、メジャーデビュー5周年を迎えた昨年の活動を振り返る。そして、同じく昨年に豊山町のPRアンバサダーに就任したことについて「小学生の頃過ごした町で、ありえないことが起きている」とコメント。改めて町のよさに気付いたといい「初めは何をやればいいか浮かばなかったけど、地元の役に立てればと思って1年を過ごした」と続けた。

ビッケブランカがこの春新生活をスタートさせる人へのアドバイスを行ったのち、会場では3月29日に配信リリースされる彼の新曲「革命」の先行試聴も実施された。「革命」は旅立つ人の背中を押す疾走感あふれる楽曲で、彼はこの曲のタイトルについて「そのぐらいの言葉にしないと歌詞に飲まれるので、自然とそこに行き着いた」と説明する。そして「曲の終わり方も自分としては気持ちよかった。音数が多くて大変ですけど、それをこなすバンドが後ろにいますので安心してください」と、この自信作について語った。

イベントの最後には弾き語りで「Divided」「Winter Beat」を披露したビッケブランカ。2月に扁桃腺の摘出手術を行って以降、観客の前で初のパフォーマンスとなったライブを終えると、彼は笑顔で「楽しかったです。この感じを思い出しました」「今後はアクティブに動いていこうと思いますので、疲れないように付いて来ていただければと思います」と意気込みを語った。

このイベントの模様は、4月2日に「SUNDAY EVENING SPECIAL ～ビッケブランカ ON THE RADIO～」としてZIP-FMでオンエアされる。