「サークル」はクラレの企業広告「きっと明日も、ハレ、クラレ。」のCMソングで、本日3月8日にリリースされた1stアルバム「Sketch」の収録曲。MVは中澤太が監督を務め、台湾で撮影された。このMVの撮影について幾田は、「台湾というロケーションは目に映るもの全てが新鮮で、新しい世界を切り拓きたいと願うこの楽曲にピッタリの最高の舞台でした!」とコメントしている。
幾田りら コメント
1日1日の繰り返し。まるで同じ円をぐるぐると永遠に回り続けているようで、変わり映えのない景色に、明日を想像することすらしんどい時もあります。
「いつまでこの日々は続くのだろう。」
オーディションで選ばれない日々、月に5、6本のライブと、時には街に出て路上で歌いながら、夢を追いかけ過ごしていた高校時代に、携帯のメモに綴っていました。
今幼少期から夢見ていたことの一つ一つが現実になっていく中で、変わってきた思いと変わらない思いのどちらもが支えあって日々の生活があると実感しています。
自分自身と一対一で対話しながら、楽曲と向き合う毎日は、これまでもこの先もずっと私が戦い続けていくもの。
けれど変化を経験した今だからこそ、同じような円の積み重ねでも、角度を変えて見れば、ちゃんと少しずつ螺旋を描いて上っていけているんだと思えるようになりました。それが理想だったとしても、信じて希望を抱くことで、明日を迎えることが少しだけ楽になれる気がしています。たまに立ち止まって休憩しながら、一度きりの人生を出来るだけ後悔なく歩み続けたい。そう思っています。
中澤監督は楽曲のメッセージの一つ一つを丁寧に拾いつつ、「サークル」に新しく立体的な視点を描いてくださいました。台湾というロケーションは目に映るもの全てが新鮮で、新しい世界を切り拓きたいと願うこの楽曲にピッタリの最高の舞台でした!
皆さんにとって、明日へのネガティブが追い出せるような、強く踏み出していけるようなMusic Videoになれたら嬉しいです。
中澤太(監督)コメント
「サークル」というこの楽曲を聴いた時に、歌詞の中に「繰り返す」そして「螺旋を上がっていく」など2つの軸が同時に描かれている印象を持ちました。映像も鬱屈とした世界と飛び出した世界の二つの次元で表現しています。
変わり映えがしない毎日でも、実は無意識に目に見えない変化の海をサバイブしている。
みんながそうやって日々を乗り越えていっている様な現代性を『風の主観』として描くことを目指しました。
実際に現地では飛んじゃいそうなくらいの強風が吹き荒れまくっていましたが、
その風を押し返す様に、むしろ乗りこなしているような表現を終始してくれた様は本当にカッコよかったです。
めくるめく気候の変化のあった台湾撮影でしたが、りらさんの天真爛漫さと躍動感に引っ張られ
スタッフと共に海外での最高の撮影、旅になったと思います。
多謝!!
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おきらく台湾研究所 @okiraku_tw
音楽ナタリー「幾田りら「サークル」MVは台湾で撮影、「この楽曲にピッタリの最高の舞台!」」 https://t.co/ldTKfRrRmb
幾田りら(YOASOBI)の新曲「サークル」のMV。コメント欄で台湾のファンがロケ地を指摘しています。 https://t.co/ToUwMQI9rx